2011年に放送されたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。現在、公開中の映画も好評で、日本だけでなく海外でも人気の作品だ。

海外で販売されていたまどかマギカのDVDにアダルトビデオが収録されているという事件が発生した。しかも、何も知らない11才の少女がそれを見てしまったのである。彼女は強いショックを受け、食事が喉を通らず、不眠症に陥るなど深刻なトラウマになっているそうだ。

事件が起こったのは中国広東省。2012年11月初旬、現地の女の子(11才)が母親に『まどかマギカ』のDVDを買ってもらったそうだ。DVDを買って帰ったあと、母親はまた買い物へ。女の子は待ちきれず、早速買ったDVDを見始めた。

母親が買い物から帰ると、大好きなアニメを見ていたはずの女の子は妙にふさぎこんでいた。夕食の時間になっても一言も話さず、食事も全くとろうとしない。当初、母親は「ダイエットでも始めたのだろう」と思っていたそうだ。

だが翌日になっても様子がおかしい。そして3日目、心配になった母親が問い詰めると、女の子は「お母さんに言おうかどうか迷った」と泣きじゃくりながら話したという。なんと、まどかマギカのDVDにAVが入っていたというのだ。

母親が確認したところ、DVDは前半は確かにまどかマギカが収録されていた。しかし、後半には確かにAVが収録されていたのである。何も知らない無垢な少女にはかなりショッキングな内容だ。女の子は話している最中も「気持ち悪い」「気持ち悪い」と繰り返していたという。

調べによると、このDVDは海賊版であった。販売店は「中身についても確認したことはない」「知っていたら売ったりしない」と関与を否定している。海賊版はそれだけでも著作権を侵害しているのに、こんな形で子どもの心を傷つけるとは、とんでもない弊害である。

なお、知らずにAVを見てしまった女の子は1週間経っても気持ちが落ち着かず、夜も眠れない情況が続いている。母親は販売店に慰謝料は求めないというが、いまだに同じ商品が並んでいることに怒りを感じているそうだ。「このようなことが二度と起きないようにしてほしい。早く商品を棚からさげてほしい」と店側に求めている。

(文=沢井メグ)
参照元:新華網(中国語)

▼中国の場合、このように紙で包装されたDVDはほぼ海賊版と見ていい