漫画家の佐藤秀峰先生が、フジテレビに対して大激怒していることが判明した。先生は2012年10月26日に、Twitterで「フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました」としたうえで、「映画「海猿」の続編などは絶対にありません」(Twitterより引用)と告げている。いったい何があったというのか!?

実は先生は2012年8月に、同局の突然の取材訪問を受けている。先生はその訪問を不快に思っており、そのときの経緯について、テレビ局名を伏せたままブログに紹介していた。このことについては、報道センターのチーフプロデューサーが謝罪し、二度と同じことをしないと約束したはずだった。ところがまたしても突撃取材が遂行されたのだ。

「そう言えば、先日、またしてもフリー記者を名乗る人物が事務所に突撃取材にやってきたそうです。 応対したスタッフは、アポなし取材は僕が怒るのを知っているので、そういう人が来ても僕に報告してくれず…、まぁ、知れば怒るんですが…。 そんな人ばかり」(Twitterより引用)

先生が怒っているのは、これだけではない。映画でリメイクされた先生の作品『海猿』についても、思わぬ事態が発覚した。

「さらには映画「海猿」関連書籍が契約書なしに販売されていたことも分かり、フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました。 なので、例えば映画「海猿」の続編などは絶対にありません」

「まぁ…、フジテレビさんには本当に怒っています。 もう関わる気もないからつぶやく訳ですが」(以上、Twitterより引用)

これらの報告を見る限り、先生の怒りは頂点に達しており、しずまる気配は一切感じられない。映画第四作目は2012年7月に公開され、570万人を動員し72億円の興行収益をあげたといわれている。しかし今回の出来事で、これに続く作品が制作される可能性は、ほぼなくなったと言わざるを得ない。

参照元:Twitter @shuhosato