ちょっとちょっと、みなさん知ってた!? 今、都内・駅構内のゴミ箱が封鎖されていることを!

えー、ちょ、何を今更! って呆れる方もいるだろうけど、普段脇目もふらずにスタコラ歩いている記者はつい最近身をもって知った。もちろん、数年前のテロ事件により撤去されっぱなしのゴミ箱のことではないぞ。

JR新宿駅の改札内にある自販機でドリンクを買った記者は、その場でごくごくと飲み干し自販機に付いているゴミ箱に捨てようと思った。そしたらだ、なんとあるはずの「穴」がないのだ! どこをどう見ても、ない!

良く見ると、穴があったはずの場所に張り紙がしてあるではないか。

「現在、IMF・世界銀行年次総会開催に伴う特別警戒中につき、当駅構内の自動販売機空き缶入れの使用を中止しております。お客さまには大変ご不便をおかけいたしますが、空き缶類につきましてはお持ち帰り下さますよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。」

あ、あいえむえふ……で、なんでゴミ捨て禁止に?

ちなみに今回のIMF世銀総会(今月9日から14日まで)では、188カ 国の財政閣僚と中央銀行の総裁が世界金融安定について議論し、世界経済の発展を実現する方策を検討しているのだ。日本で開催されるのは48年ぶり。

って、なんでそれでゴミ箱封鎖になるのか? といえば、やはり中国と韓国との尖閣・竹島問題が関係しているのだろうか。キケンなモノを投げ込まれる可能性もあるというわけか。

東京都交通局の公式サイトを見てみると、実施しているのは都営地下鉄や都営バスでも警戒を強化しているという。封鎖期間は今月1日から閉会の14日まで……全然気づかなかったよ!

なお、ほかにも「職員、警備員による駅構内、列車内及び停留所等での警戒」「車内放送等によるお客様への注意喚起」が実施されているという。このまま何事もないといいのだが。

ちなみに、当然ながらゴミ袋など持っていなかった記者。仕方なく空き缶を持ち帰ろうとしたら、ゴミ袋を持った清掃員のおじさんが「それ、捨てるんなら(ゴミ袋に)入れてあげるぞ〜」という。ジーン。殺伐とした空気が一気に和らいだ。ありがとうおじさん、ありがとう! こうして記者は、これまで以上に駅を綺麗に使おうと思ったのである。

参照元:kotsu.metro.tokyo.jp