サッカーJ1リーグのコンサドーレ札幌は、2012年9月29日、川崎フロンターレとの試合に0対1で敗れ、通算4度目となるJ2降格が決まった。7試合を残して、9月中に降格が確定したのは史上最速のこと。これにともない、4年間監督を務めた石崎信弘氏の退任が決定している。

それに先立って行われた、大宮アルディージャとの試合でも0対5と大敗。その際にサポーターと選手がにらみ合いになる一幕があった。ミッドフィールダーの河合竜二選手は、サポーターに対して「しゃべってんだから黙ってろよお前!」と声を荒げており、公開された動画からは緊迫したムードが漂っている。

この動画を公開した人物は、次のように説明しており、公開に踏み切るかどうかを迷っていたようだ。

「この動画直前にサポーター同士の喧嘩が始まり不穏な空気になり、その後選手が挨拶に来ました。正直公開はしたくありませんでしたが、良き歴史も悪き歴史も今後に受け継がれ­てコンサドーレというチームはより強くなるんだと思います。ならば公開すべきだと考えアップしました」(Youtubeより引用)

試合当初、降格になるかどうかの瀬戸際であり、サポーターは成績の挽回を期待していたものと思われる。ところが、思わしい結果が残せずに惨敗。これにサポーターの怒りが爆発したようである。

ただ一部のインターネットユーザーが指摘しているように、会場には大人だけでなく、子どもも多くいるはず。怒鳴りあっている様子を見れば、怖がるに違いないだろう。穏やかにとは言わないまでも、せめて周りに配慮した行動をとるべきではないだろうか。いずれにしても、コンサドーレ札幌には残りの試合を精一杯プレイして頂きたい。そして来季には再び昇格できることを願う。

参照元:Youtube consa0012