今やわれわれ日本人にとっても、親しみ深い存在となった “アルファベット”。普段アルファベットを使用する際、多くの人が何も意識せず、ただの記号としてアルファベットを使っていることだろう。しかしどの文字にも、起源というものがある。

それではアルファベット26文字は、一体どうやってできたのだろうか? その疑問にひとりのアーティストが答えてくれた。それもとても分かりやすく!

Jason Novakという名前のそのアーティストは、アルファベット一文字一文字の形がどこからきたのかを、イラストを使って分かりやすく示した。すると海外ネットユーザーから大きな反響を得られ、FacebookやTwitterを通して、またたく間にそのイラストはネット上で広がっていった。

Novakさんのイラストによると、Aはもともと牛の頭を表し、Mは海の波を表していたという。うーん、そう言われてみれば、確かにそう見える。こうやって文字の起源を知るだけで、グンとその文字についての興味がアップするから不思議だ。

みなさんも、身近にある文字の成り立ちを調べてみてはいかがだろうか? それだけできっと、普段の生活がもっともっと楽しいものになっていくぞ!

(文=田代大一朗

参照元:The Rumpus(英文)

▼アルファベットの起源を示したイラストはこちら:http://wp.me/p25BsW-147v

▼これから英語を勉強する学生には、もっとこいのイラストかも!
もともとはAは、雄牛の頭だった

▼もともとBは、間取り図の一部だった

▼もともとCは、ラクダのこぶだった

▼もともとDは、出入り口だった

▼もともとEは、両手を挙げた人だった

▼もともとFは、ホックだった

▼もともとGは、Cと同じように、ラクダのこぶだった

▼もともとHは、フェンスだった

▼もともとIは、ピンと伸びた腕だった

▼もともとJは、Iと同じように、腕だった

▼もともとKは、手のひらだった

▼もともとLは、羊飼いの棒だった

▼もともとMは、海の波だった

▼もともとNは、蛇だった

▼もともとOは、口だった

▼もともとPは、横から見た口だった

▼もともとQは、画びょうだった

▼もともとRは、あごひげを生やした人の横顔だった

▼もともとSは、ハンターの弓だった

▼もともとTは、聖職者や職業的専門家ではない人のサインだった

▼もともとU、V、W、Yは槍だった

▼もともとXは、場所を示す目印だった

▼そしてZは……えっと、Zは不明!