秋の行楽シーズンに、出かける予定のある人も多いのではないだろうか。戸外で音楽を聞くのに、最適なスピーカーを発見したのでご紹介したい。気軽に持ち歩けるスピーカー「リルウィズ」は、名刺よりも小さく手のひらに乗るコンパクトサイズ。しかしその音質は見た目を凌ぐもので、振動システム + 10ワットの出力で超強力! これで一万円を切る価格(9980円)は良心的すぎる!! あまりの音の良さに笑いが止まらないッ!

・汎用性が高すぎて、逆に悩んでしまう
ためしに一台購入した記者(私)は、いきなり使い方に悩んでしまった。というのも、汎用性が高くどこでも活用できるシーンがあるからだ。「リルウィズ」は、Bluetooth(近距離無線通信)を内蔵しており、スマホやパソコンと即座に接続できる。したがって、行楽に出かけて音楽を聞きたいときには、スマホを持っていれば、「リルウィズ」一台ですべてこと足りる。

・吸盤キットで何でもスピーカーに
付属の吸盤キットを使用すれば、壁でもガラスでも何でもスピーカーに変身。フラットな面であれば、どこにでも貼りつけ可能だ。記者は車のフロントガラスとあまり弾かなくなったアコースティックギター・ベースギターで、その音質を確認してみた。車では、限界まで音量を上げて試聴。そうしたところ、あまりの音のデカさにびっくり。特に低音のバイブレーションは心地よくさえ感じる。

そしてアコースティックギターの場合は、ギターホール(ギターにあいた穴)から豊かな音色があふれてきた。しかしギターの木の厚さが薄いため、低音がビリビリと響いてしまう。ベースギターで実験したところ、ビリビリはなくなったのだが、アコースティックのような豊かな中音を楽しむことができなかった。これはいろいろなものに貼り付けて、音色を確かめる必要がありそうだ。

・イコライジングで本領発揮
どうやら、貼り付ける対象(ガラスや壁など)によって、響く音色が随分とことなる。おそらく、音楽プレイヤーにはイコライザー(音声の特定の周波数帯域を強調したり、逆に減少させる)機能があると、さらに良い音を楽しめそうだ。記者の実感としては、厚目の木を使用したテーブルに貼り付けて、高音・低音を強調すると、かなり気持ちの良い音が得られると感じる。リルウィズは、微細なイコライジングにも反応するので、音楽好きには楽しいに違いない。

・ハンズフリー通話にも対応
もうひとつ大きな特徴として、電話の通話にも活用できる。たとえば音楽を再生中に着信した場合、スマホ側で通話を許可すると、そのままスピーカーで会話をすることができる。しかも通話が終了すれば、再び音楽を自動で再生してくれる。ドライブ中にハンズフリーで通話ができるのも有難い。

ちなみに販売元の「AUTHENTIC JAPAN株式会社」の久我社長にお尋ねしたところ、「私はタンスの音鳴りが、一番良いように感じます。冷蔵庫も良いと、お客様に伺いました。いろいろなものに貼り付けて、自分好みの音を探して頂きたいです」と話している。とにかく「音」を楽しむのに最適なスピーカー「リルウィズ」。自分好みの音を、ぜひ発見して頂きたいものだッ!

レポート:フードクイーン・佐藤
Photo:Rocketnews24
参照元:Amazon「リルウィズ」


▼ オン・オフとBlietoothの切り替え

▼ 楽曲のスキップも可能。長押しで音量の調節もできる

▼ マイク内蔵でハンズフリー通話も

▼ 付属の吸盤キットで、フラットな面に貼り付け

▼ 車のフロントガラスや

▼ 楽器にスピーカーを貼り付けて、音楽を楽しもう

▼ 色はブルー・ブラック・レッドの三色。ピンクは取り寄せとなる

▼ 販売元の説明動画