よくサッカーの選手が「ピッチのコンディションが悪い」と言うときがある。芝生がボーボーだったり、芝生がベロリとめくれたり、土がむき出しになっていたり……と状態は様々であるが、もしも「石ころ」が落ちていたら、選手ならば誰でも気になるはずだ。

そんな「石ころ」を試合中に発見した選手が、ポイっとピッチの外に放り投げたら……なんとまさかの大爆発! その模様はYouTubeにアップされた動画「Firecracker Explosion Stopped Game Al-Ahli Saudi Arabia vs Sepahan Iran」にて確認できる。

事件はイランの「セパハンFC」対サウジアラビア「アル・アハリ・ジッダ」の試合中に起きた。試合中、石ころに気づいたのはセパハンFCのアデル・コラハカジ(Adel Kolahkaj)選手だった。サッと石ころを拾い上げ、ポイッとピッチの外へ放り投げた。

――と、石ころが地面に着したその瞬間!!

バフンッ!と爆発したのである。立ち込める白煙。選手も審判も「なんだっ!?」と身をかがめ、一目散に逃げていく。中東での試合なだけに、爆発物は正直コワイ。一体この石ころは何だったのか……と思いきや、なんと「かんしゃく玉」だったという。

爆弾ではなくてヨカッタヨカッタと言いたいところだが、危なかったのはアデル・コラハカジ選手である。もしも拾った瞬間に爆発していたらと考えると! さらに、プレイ中に誰かが踏んで爆発していたかと思うと! 手や足を負傷していたはずである。ともかく無事で本当にヨカッタ。

(文=GO
参照元:Youtube NavadAzIran