生後間もない双子を連れて飛行機に乗ったある夫婦の斬新な “気配り” が、いまネット上で大反響を巻き起こしている。一家のすぐ近くの座席に偶然乗り合わせた男性が、彼らの行為に感激しネット上でこの出来事を公表したため、世界中に知られることとなった。

この夫婦には生後14週間の双子の赤ちゃんがいた。幼い子どもを連れての飛行機での移動、しかも双子……誰だって機内で起こり得ることはだいたい想定できる。他の移動手段があるなら飛行機を避けることもできるが、どうしても乗らなければならないときもある。

そこで彼らは考えた。他の乗客へ配慮すべく先手を打つことにしたのだ。キャンディーをたくさん用意し、少しずつ小さな袋に詰めて乗客みんなに配った。さらに、袋には次のようなメッセージも添えられていた。

『こんにちは! ぼくたちは生まれて14週間の双子の兄弟です。飛行機に乗るのは今日が初めて。お行儀よくするように頑張るけど、もしも落ち着かなくなったり怖くなったり耳が痛くなったりして迷惑かけたらごめんなさい。ママとパパ(別名:歩くミルクマシーンとおむつ交換機)が耳栓を用意しています。ぼくたちは20Eと20Fの席にいるから必要な時はいつでもどうぞ。みなさんが素敵な旅をできますように!』

彼らの配慮の気持ちとちょっとしたユーモアは、乗客たちの心に届いたようだ。一家のすぐ近くに座っていたというアンドリュー・メリットさんは、とても感動してこの出来事をキャンディーの写真付きでネット上で紹介した。

「機内で、彼らはずっと周囲に気を配っていて素晴らしかった。双子も想像したほど騒がしくなかった。到着後、空港内で再び一家を見かけたのだけど、夫婦の両親が孫と対面している光景にちょっと泣けてきたよ」と、彼はRedditでコメントしている。

これを見たネットユーザーたちの多くが夫婦の斬新なアイデアに驚いたようだが、彼らの意見は様々である。

「こんなにも周囲に配慮できる親を見たことがない。素晴らしい!」
「確かに彼らの行為は素敵だけど、こういうことをしなければ機内の乗客は赤ちゃんが泣くのを許せないということならそれはすごく悲しいこと」
「機内で赤ちゃんが泣くのは仕方がないと思う。それに対して親からの謝罪なんか求めない。それよりも、謝ってもらいたいくらいマナーがなっていない大人がたくさんいる」
「小さい子どもがいる親として、彼らの行為を参考にしたい」
「赤ちゃんが泣くのは当たり前だから機内では気にしないけど、確かに何もないよりは親のこういう配慮があるとこちらの気分は違うのかもしれない」
「このためにどれだけの時間とお金を費やしたのか気になる」

……などなど。それぞれに受けとめ方は違うようだが、いずれにしてもこの夫婦のアイデアは斬新なものであり話題になっていることは確かである。みなさんは今回の出来事をどのように感じただろうか。

参照元:imgurRedditMail Online(英文)