2012年8月下旬、米カリフォルニア州の北部地区連邦地方裁判所は、韓国サムスン電子が米アップルの一部の特許を侵害したとする判決を言い渡した。これにより、サムスンは10億5000万ドル(約830億円)の損害賠償を命じられている。この判決は、世界中で行われる二社の裁判に影響を与えそうだ。

そんななか、海外ネットユーザーの間でとある報道内容が笑いを誘っている。それはサムスン電子が、5セントコインで10億ドル全額を支払ったとされるものだ。8月28日に30台のトラックがアップル本社にやってきたというのだが……。本当なら扱いに困るだろう……。

報じられている内容によると、8月28日の朝、カリフォルニアのアップル本社に30台のトラックがやってきたそうだ。当初、警備員は何かの間違いでやってきたと思っていたそうだ。ところがこれが、10億ドルの賠償金の一部ですべて5セントコインで送られたものであったという。

なんでもサムスンは、コインの枚数を数えるのにアップル社員が駆りだされて、開発に支障を来たす狙いがあるというのだが……。そもそも支払い方法が、判決内容に含まれていないのは不自然であるとの指摘がある。この報道に海外ネットユーザーは、「爆笑!」や「支払い方法が決まってなかったとはアップルも間抜け」、「サムスンもやりやがる」などのコメントが寄せられ、大変な話題となったのである。

ところが30台のトラックで10億ドルのコインを運ぶのは、困難であるとの指摘があった。200億個のコインを運ぶのに割く手間は、サムスンにとっても痛手になるはず。この報道の信用が揺らぎ始めたころに、真相が明かされた。実はこのコイン支払い騒ぎは、メキシコのジョークサイトが最初に報じたもので、あまりにも内容が秀逸であるために、英語圏のネットユーザーの間で拡散したのである。

誰にでも明らかにジョークだとわかるジョークであれば、騒ぎになるようなことはなかったはず。ということはつまり、「アリそう」な話として注目を集めたようだ

Illustration:Rocketnews24
参照元:paperblog,gardian(英語)