少し前にインターネットで話題となった「逆説の10カ条」。日本の政治家である麻生太郎氏もこの10カ条を小さい頃から守っているらしく、ネットでは「良い言葉だな〜」「胸に刻み込みたい言葉」など多数のコメントが投稿され、大きな話題となった。

かなり有名な言葉なので、既に多くの人が知っているかもしれないが、それでも今回、改めて読者のみなさんに紹介したいと思う。それだけ価値のある言葉であるから…。

「逆説の10カ条」

1、人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。

2、何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。 それでもなお、良いことをしなさい。

3、成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。 それでもなお、成功しなさい。

4、今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。

5、正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。 それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。

6、最大の考えをもった最も大きな男女は、 最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。

7、人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。

8、何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。

9、人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。

10、世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

逆説とは「一見、真理にそむいているようにみえて、実は 一面の真理を言い表している表現」(※goo辞書より)という意味だが、確かにどの言葉にもその要素が含まれていて重みを持った言葉ばかりだ。

ちなみに、この「逆説の10カ条」はニューヨーク生まれのケント・M・キース(Kent M.Keith)さんが大学生時代に書いたもので、それらの言葉が自然とマザー・テレサの目に留り世界中に広まったよう。

それにしても、ここまで人の心に訴えかけてくる言葉が今まであっただろうか。ホント、いつまでも手元に置いておきたい素晴らしき10か条である…。

参照:lifehack2ch極東ブログamazon.com

▼こちらも胸に刻み込みたい「マザー・テレサの言葉 (英語、日本語字幕)」