韓国の李明博大統領が「竹島」に上陸を強行したことにより、日韓の領土問題は緊張を高めている。二国の緊張は政府間のみならず、民間にも少なからず影響を与えている。そんななか竹島を題材にしたAndroidアプリが登場し、物議をかもしている。

その名も『竹島争奪戦』。ネットユーザーからは「ひどいアプリ」や「笑えない」などのコメントが寄せられ、低評価が相次いでいる。

アプリの開発者は、説明文に次のように記載している。

「竹島争奪戦はやめようよ。竹島を領有することなんかより、日本と韓国が仲良くする方がみんな幸せになれるはず。どうしても戦いたいときは、このアプリでやればいいんじゃない?」としたうえで、「領土問題は政府に任せて、僕らは韓国と仲良くしようぜ!ってことです」(以上、Google Playより引用)と訴えている。

このアプリについてネットユーザーは次のようにコメントしている。

「笑えない」
「ひどいアプリ」
「面白いアプリならよかったけど、面白くないです」
「竹島が価値の無い島だと思ったら大間違い」
「なんだこれ・・・というしかねぇw」
「島自体の奪い合いなんじゃないってことを作者は知らなさすぎだろ」
「ホントいやだね」

……など。開発者の考えに賛同するユーザーもいるのだが、批判的なコメントの方が多いように見受けられる。ちなみに韓国のメディアではこのアプリについて、「日本の青少年に領有権の主張を浸透させる狙いがあるとの意見もある」と伝えているのだが、開発者の主張を見る限りでは、そのような狙いはないと思うのだが……。

参照元:Google Play:『竹島争奪戦』