『無印良品』といえば、雑貨から食品、家具までそろう暮らしに役立つ、日本全国に展開をしているお店である。もちろん家族連れにも人気の店である。

広報アドバイザー・南充浩さんは、こんな店員を目にしたという。『無印良品』(あべのand店)の店内を走っていた子どもに対し「走るな!」と怒鳴った店員がいたらしいのだ。南さんは怒鳴った店員をブログで批判しているが、その内容が差別的だとしてインターネット上で物議をかもしている。南さんが書いたコメントと、問題視されている部分は以下の通り。

・店員の態度を批判する内容
「『走るな!』という男性の威圧するような声が聞こえた。声のする方向に目をやると、20代後半~30代前半くらいの男性が子供を睨みつけている」
「いくら子供が目に余る様子だったと言っても怒鳴りつけることはおかしい。個人的には、子供らはそれほど気になる騒ぎっぷりでもなかったと感じた」
「この店員がたまたまイラついていただけかもしれないが、これは接客業としては失格である。良品計画はもう一度この店員に基礎から研修を受け直させるべきだろう」(ブログより引用)

・差別的だと言われている部分
「日本では販売員は下に見られがちな職種である。だから、応募する側も『販売員ならだれでもなれる』という軽い気持ちもある」
「募集する店側も『まあ、品出しとレジ打ち、おたたみくらいを覚えてくれたらええよ』という軽い気持ちがあるのも事実だ」
「そのため、こんな店員にたまにお目にかかる。この店員を野放しにしておくのなら、あべのandの無印良品で買い物をすることは今後ないだろう」(ブログより引用)

『無印良品』には食器や家具などの重い物もたくさんあるので、万が一ぶつかった場合、子どもが怪我をする場合もあるし、近くにいた人に物が落ちて思わぬ事故が起きる可能性もあるため、厳しく叱ったのかもしれない。その叱り方が「限度を超えている」と感じるほど激しいものだったのかもしれない。南さんの書き込みだけでは、店員の「怒鳴って叱る行動」が正しいのかヤリスギなのか分からないのが現状だ。

だが、差別的だと批判されているコメント部分は、販売員として責任を持って仕事をしている人が見ると、失礼だと受け取れる内容といえる。実際に『無印良品』で勤務をしたことがあるAさんに話を聞いてみたところ、以下のように話していた。

・『無印良品』勤務経験者の声
「無印良品はアルバイトの教育もしっかりしていましたよ。私にもすべての仕事をきちんと教えてくれましたし、南さんの言っているようにそんな軽い気持ちで人を募集しているとは思えません」(コメントここまで)

余談だが、記者もよく『無印良品』を利用するが、店員の態度が悪いと思ったことは一度もない(全店舗でそうとは限らないが)。南さんのブログを読んだネットユーザーたちの意見を見てみると南さんに対して否定的な声が多く、「こういう人が広報アドバイザーやってて大丈夫なんだろうか?」や「おかしいのはあなたの方でしょ」、「あまりに馬鹿げた意見に呆れ果てるしかない」など、南さんの考えに対しておかしいというイメージを持っている人が多いようだ。

はたして南さんのいうとおり、販売員は「下に見られがちな職種」なのだろうか? 商品の情報を詳しく教えてくれたり、気持よく接客してくれる店員はとてもありがたいし、むしろ重要なポジションだと思うのだが……。あなたはどう思う?

参照元: 南充浩の繊維産業ブログ Twitter