水産庁は2012年4月中旬から約一カ月間、漁業調整委員会のひとつ「海区漁業調整委員会」の選挙を啓蒙するための標語募集を行った。6月に標語は決定したのだが、その入選作にちょっとおかしなものが含まれている。今風と言えなくもないのだが、国の機関が決定したとは思えないような、くだけた標語なのである。その作品とは……

「調整委員会選挙が キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!」(水産庁のページより引用)

正直申し上げて、この作品だけ浮いているような……。役所の標語募集からは、やや逸脱しているような……。最終的に一席の座を得た「子や孫に 引き継ぐ海に この一票」という作品が採用されることになったそうだ。

ちなみに前回の募集でも、ひとつ異質な作品がある。それは「投票しようぜ!! 魚ォー!!」。どうやら、選挙を馴染みやすいものにしたいという狙いがあるのではないだろうか。とはいえ、アスキーアートを採用するわけにはいかないのではないだろうか……。

次回(4年後)はどのような作品が選ばれるのだろうか。リオデジャネイロオリンピックの開催される2016年が、いまから待ち遠しい。

参照元:水産庁