ルーマニアの首都ブカレストで日本人女性が殺害された事件。2012年8月19日に現地メディアが報じた内容によると、現地警察は犯行に関与したとみられる26歳の男性を逮捕したという。被害にあった日本人女性はルーマニア出発直前までTwitterを利用していたものとみられ、彼女の書き込みの一部がインターネットユーザーの間で話題になっている。

・彼女が書いたと思われる書き込み
「ルーマニア着いてから一人で深夜電車に3時間乗らなきゃだから、それが最大の不安」「辿(たど)り着けたら奇跡だと思う」(スポーツ報知より引用)

また他のサイトに公開されている情報では、ウィーン入りした際に買い物をした様子や、帰国後に友人と再会を約束する内容を投稿している。しかし、「それでは、いざブカレストへー!!!」(スポーツ報知より引用)という投稿を最後に、更新は途絶えてしまったようだ。

被害女性は海外で短期間働くインターンシップのため同国を訪れたそうだが、あまりにも悲しい旅となってしまった。事件の全貌はいまだ明らかになっていない。速やかに実態が解明されることを願うばかりだ。以下は、当編集部で海外取材を担当しているKuzo氏のコメント。

「彼女は海外インターンシップの団体を通じてルーマニアに渡航したそうですが、まずおかしいのが夜遅くに空港に到着して鉄道駅に移動する無茶なスケジュールです。空港から駅に行くもの難があるし、深夜に電車に乗って移動するのも不安が残ります。しかもルーマニアに初めて行く20歳の日本人女性が一人でというのは、話を聞いただけで心配になります。人によっては日本国内だって抵抗のあるスケジュールだし、初めて行く国ならば治安のよい観光国だったとしても安全を軽視してはなりません。彼女をバックアップする団体が背後にあったとするならば、その安全を確保してあげるのが仕事だと思うんですけど、どうなんでしょう?」

比較的治安のよいヨーロッパの国でも、深夜に空港や駅に到着するスケジュールは避けたほうがいいようだ。ましてや空港と駅の間を深夜に移動しなくてはならない場合、非常に不安を感じる人もいるだろう。中国留学を経験した女性記者は、海外への渡航に関して以下のように語る。

「中国の話ですが、私も深夜に空港に着くことはあります。公共交通機関は終わっているのでタクシーに乗ることになります。何度も中国に行って慣れてはいますが、深夜に一人で乗るタクシーは怖いと感じることがあります。できることなら避けたい。それでも飛行機が深夜着になってしまったら、運転手に対してあえて “この町に家族がいる” とか “道はよく知っている” と話して、この地をよく知っていることをアピールします。気休めかもしれませんが……。女性の立場からすると、深夜に一人で空港に到着する便は避けるべきだと思います。これは鉄道の駅でも同じですね」

参照元:スポーツ報知