日本のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ミクシィ(mixi)が友人を探す新しい仕組みの提供を開始した。その仕組みとは「一緒にいる人とつながる」というもの。スマホユーザーであれば、「Bump」というサービスをご存知かと思う。Bumpとは位置情報を元に、その場に居合わせた人同士で、瞬時に連絡先を交換できるというものだ。これのミクシィ版と考えるとわかり易いかもしれない。

新サービスの提供について、ネットユーザーからは「こういうのがあってもいいんじゃーないですか」や「あらま」などの反応をしめしている。

ミクシィによると、「スマートフォン端末の位置情報を利用しており、サービスの専用ページ内に表示しているボタンを近くにいる友人と同時に押すことで、お互いの画面に友人(顔写真・ニックネーム)が表示される機能です」とのこと。つまり、居合わせた人の情報をその場で確認できるうえに、友人申請まで行えるようだ。この発表にネットユーザーは次のようにコメントしている。

■ミクシィの「一緒にいる人とつながる」公開についての反応
「ライブ会場やらでは使える」
「その場で友人申請されたら断りづらいだろうな」
「きもいw」
「mixiやってる? って言えないよ、もう」
「またしても斜め上の機能をw」
「何が便利かわからない」
「bumpかー」
「これもやっぱり「一人bump」的な使い方できるんだろうか」
「LINEのフルフルやBumpの真似をした形になるのかな」
「なんたる今更感」
「これはいいかも。いつも探すの手間取っていたし」

……など、反応はさまざまだ。これまで同席した人たちを、あとから検索する必要があったため、発見に手間取るということも少なくなかった。この機能はそんな手間を解消してくれるに違いないだろう。ただミクシィの場合は、「閉じた環境」としての使い方をするユーザーもいるので、その場で特定されることを嫌がる人もいるかもしれない。また、一部のユーザーが指摘するように、対面で友人申請されると断り辛いという側面も否めない。

いずれにしても、今後の展開が気になるところである。

参照元:mixi