京都市山科区に本社を置く、中華料理チェーンの「餃子の王将」。日本全国に600店舗以上(2012年4月現在、フランチャイズ含む)を展開しているのだが、全国でもっとも店舗数が多いのはどこの都道府県かご存知だろうか? 日本一店舗数が多いのは大阪府である。その数154店舗、同社のサイトの店舗情報を見ると、大阪府のほぼ全域を網羅しており、埋め尽くすレベルとなっている。

同社の創業は1967年12月、京都・四条大宮に出店したのを皮切りに現在に至るまで、全国33都道府県のほか、中国・大連(4店舗)にも出店している。

店舗情報を見ると、北は北海道から南は熊本まで国内のすべてのお店の場所を確認できる。出店数が少ないのが、栃木・高知・佐賀・長崎(各一店舗)、多いのが大阪(156店舗)、兵庫(83店舗)で全体の約40パーセントがこのふたつのエリアに集中している。

人口比率でみてみると、東京「1322万人 : 店舗数47(一店舗当たり28万1000人)」、大阪「886万人 : 店舗数156(一店舗当たり5万6000人)」、兵庫「557万人:店舗数83(一店舗当たり6万7000人)」となる。同チェーンがいかに関西圏で浸透しているのか、よく理解できるだろう。

ちなみに日本でも有数の餃子の消費地、静岡(浜松)と栃木(宇都宮)にはそれほど出店していないようである。それにしても、大阪の出店数の多さには驚かされるばかり。同社の餃子は「関西名物」といっても過言ではないだろう。

参照元:餃子の王将

▼ 大阪をほぼ網羅している「餃子の王将」

▼ 兵庫の店舗

▼ ちなみに東京の店舗