華やかな夜の街で歌い、踊るショーガール。「セクシー」や「キレイ」とは違う。さらに妖しげな色気をたたえたその姿は「妖艶」という言葉がぴったりだ。

華やかなショーガールのアート写真が発表された。どの人物も実に艶やかだ。しかしその顔の右側を見ると……ええっ! 男性!? ゴツイあごにたくましいヒゲは紛れもなく男性だ。男性の顔の半分にショーガール風のメイクが施されているのである。

これはアーティストによる作品『プロジェクト “ハーフ・ドラァグ”』だ。

「ドラァグ(drag)」とは、「ドラァグクイーン」の略称だ。女性の格好をした男性、もしくはその格好で行うパフォーマンスをさす。

この作品を発表したのはニューヨークで活動している写真家・Leland Bobbeさんだ。

モデルは全て男性だ。元々、中性的な顔立ちの人もいるが、ほとんどが、がっしりとした男性的な骨格である。なかには立派なヒゲをたくわえた人さえいる。

それが、まさにメイクのマジック! 左側の顔を見ると、骨格も何も気にならない。美しい女性に見えるのである。

それにしても、メイクをして少し妖しげな表情をするだけで、性別をも変えてしまうとは……。全くメイクの力というのは恐ろしいものである。

参照元:lelandbobbe.com(英語)