ついに開幕した2012年のビックイベント “ロンドンオリンピック” 。その開会式が7月27日に盛大に行われたのだが、その時にある人物が登場し、世界で大きな話題となっている。

その人物とは、あの世界のコメディーキャラクター・Mr.ビーン! 彼は開会式で映画『炎のランナー』のテーマ曲を、ロンドン交響楽団と共に演奏したのだが、彼の行動ひとつひとつがあまりに面白く、世界中の人が笑い転げているのだ。

演奏のなかで彼に任された仕事は、ただひとつ。シンセサイザーの一音を押し続けるだけ。だが案の定、この単純な仕事にMr.ビーンはすぐに飽きてしまう。そして次から次へと破天荒な行動を見せていき、会場を笑いの渦に包んだ。

このMr.ビーンのスーパーパフォーマンスを映し出した映像は、現在世界中の人に笑いをもたらしており、次のようなコメントが動画に寄せられている。

「開会式でMr.ビーンが登場するシーンを、何度も何度も繰り返し見てる。面白すぎだよ!」
「今回のオリンピック開会式において、最も素晴らしいパート」
「ハハハ、めちゃくちゃ笑った」
「本物の伝説」
「もし開会式でMr.ビーンが出てこなかったら、テレビのスイッチすぐ切ってたな」
「Mr.ビーン大好き!」
「オーケストラの人たちは、笑いをこらえるのがかなり大変だったに違いない」
「おめでとう! これは史上最高のオリンピック開会式だよ」
「イギリスはMr.ビーンがいて、よかったね(笑)」
「言葉を全く放たずに、全国民を大笑いさせる男、Mr.ビーン。ローワン・アトキンソン(Mr.ビーンを演じるコメディアン)、私たちはあなたを愛しています!」

ロンドンオリンピックの開会式を、伝説の開会式へ変えたイギリスの国民的キャラクター・Mr.ビーン。コメントにもある通り、一言も話さずにこれだけ多くの人、それも国籍も関係なく世界中の人を笑わすとは、Mr.ビーンの力は本当にスゴイ! 世界中に笑顔をもたらすという偉業を成し遂げたMr.ビーンには、ぜひとも笑いの金メダルを差し上げたいところである。

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/olympic

▼こちらがその時の映像