浴衣での来店で○割引、メガネをかけている人は○○プレゼント……飲食店やテーマパークなどでは集客のため様々な工夫がされている。

中国のあるテーマパークでこんな大胆なキャンペーンが打ち出され物議をかもしている。そのキャンペーンとは「38センチより短いスカートで来園した女性は入場料を割引する」というもの。割引率は最大で91パーセントになるという。

ゲートでは厳格にスカートの長さが測られているそうだ。なお38センチ丈のスカートとは、身長にもよるが、膝上20センチは確実だと見られている。

ミニスカキャンペーンを行っているのは、広西桂林楽満地主題公園だ。こちらの通常の入場料は110元(約1360円)。それが7月、8月に限り、18才以上の女性に限り38センチ以下の丈のスカート着用で来園すると入場料が半額の55元(約680円)になるそうだ。

半額ということで、多くのミニスカ女子が押しかけ大繁盛。ゲートではスタッフが真剣に女子のスカートの長さを測っている。さらに! 7月21日、22日の午前中はミニスカ女子の入場料は91パーセントオフの10元(約123円)になるのである!

このキャンペーンにネットユーザーは

「イイネ!」
「なんだ! パラダイスか!?」
「俺、ちょっと桂林に行ってくる」
「何もはかずに行ったら無料に違いない!」
「俺は尻を出していくぜ!」
「女子としても嬉しいな」
「38センチとか、女の子は余裕ではいてるよ!」

とコメント。

来園していた女性客も「入場料半額は学生にとっては嬉しいわ」「私はいいと思う。強制じゃないでしょ?ミニスカートが嫌って人は着なければいいんじゃないかしら」などと、概ね好評であるようだ。

だが、その一方で「若い女の子がミニスカートだと危険なことも起こるのでは?」「低俗マーケティング」「女性への蔑視だ」という批判の声も出ている。

ミニスカキャンペーンの責任者は「ミニスカ割は、2007年より毎年行っています。38センチという数字は、短くかつ美しく見えるという科学的根拠に基づいて得られた数字です。単純に短さを求めたわけではありません」とコメント。

また、「夏場は女性の服装は自然と薄着になるものです。このキャンペーンはまさに女性にマッチしたのでしょう。多くの女性のお客様から好評の声をいただいています」と自信たっぷりである。

それにしても、いくら夏場は薄着になるとは言え、なかなか大胆なキャンペーンだ。もし、日本のテーマパークで同様のキャンペーンが行われたら……あなたはどう思う?

参照元:Youku smgbb新聞
photo:Rocketnews24.
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