人生とはまさにタイミング。ちょっとしたタイミングで小さなことが驚くべき事態に発展することもある。

ある男性がトイレの中でコケてしまったそうだ。普通なら「イタタ……」で済むはずの出来事だった。それがコケた場所が悪かった。張さんは和式便器に向かって倒れ、腕が便器にホールインワン! 抜けなくなってしまったのである。

消防は現地に急行。そしてなんと便器をブチ壊して張さんを引っ張り出す作戦に出たのだ。その救出劇の一部始終はネット上にアップされた動画で確認するとこができる。

便器に腕がつまってしまったのは、福建省に住む張さんという男性だ。現場はトイレとシャワーが一緒になったユニットバス式の洗面所である。その日、張さんは洗面所で洗濯をしていた。

洗濯が終わり、洗面所を出ようとしたそのとき、張さんは滑ってコケてしまった。そして、何とも運の悪いことに、腕が便器にズボッッ!! 抜けなくなってしまったのだ。

張さんの手は下水管まで到達。二の腕までズッポリとはまってしまった腕は、押せども引けどもビクともしない。消防は便器をブチ壊して救出することを決断した。破片でケガをしないようタオルを優しく顔にかける。そして専用工具で豪快に壊し始めた。

早く手を抜きたい……一刻でも早く便器から手を抜きたいッッ。身をよじらせる張さんを、消防は「焦らないで」「ゆっくり、ゆっくり」となだめながら便器を壊していく。そして十数分後、見事に救出成功!!

張さんが無事に助け出されたことにネットユーザーは「災難だったな」「こんなになっても死なないなんてスゴイよ!」とコメントしている。

無事救助された張さん。彼が真っ先に手を洗いに行ったのは言うまでもない。
参照元:Youku 厦門鼓浪魚

▼動画はこちら

▼予備

▼まさかの事態に呆然とする張さん

▼「せ、洗濯をしていたら……」必死に状況説明をする張さん

▼顔にタオルをかけて救助開始!


▼ぬ、抜けたぁぁぁ!!