ミケランジェロと言えば、イタリアルネサンス期に彫刻家にして画家、建築家、詩人と様々な方面で才能を発揮。その後の西洋芸術に大きな影響を与えた人物だ。作品ではダヴィデ像やピエタ像が有名だ。

中国で国家美術館ではイタリア・ルネサンス特別展を開催。中国国営放送がその様子を報じたのだが、ミケランジェロ作品の男性裸体像『ダヴィデ / アポロ』を紹介する際、なんと局部にモザイクをかけて放送したのだ。

「著名な芸術作品にモザイクをかけるなんて聞いたことがない」中国国民はあ然、苦情が殺到したという。

『ダヴィデ / アポロ』の下半身にモザイクをかけて放送したのは、中国国営テレビ・CCTVだ。中国国家美術館100周年の特別番組内で問題の映像が流れた。淡々とした展示説明のナレーションが流れるなか、モザイク処理された裸体像の映像が流れるのには違和感を覚えざるをえない。

これを見た中国のネットユーザーは

「芸術への冒とくだ!」
「逆に卑猥に見える(笑)」
「ミケランジェロへの侮辱だと思う」
「さすが中国共産党」
「教養がないなぁ……」
「番組製作者はAVの見すぎ(笑)」
「世界的な芸術品をわいせつ物と同じように扱うとは」
「CCTVにはエロく見えたんだろう」

などとコメント。実際に、CCTVには苦情が殺到したそうだ。またネット上では裸体を扱った芸術作品に服を着せるなどした風刺も盛んに行われている。

在中国イタリア大使館は「CCTVはおそらく最もセンシティブな視聴者層に配慮したのでしょう。彼らの報道を尊重します」とコメント。不快感を示すどころか「イタリアの芸術を報道していただき感謝している」と大変おおらかな態度を見せている。

なお、視聴者からのクレームを受けてか、放送日当日の再放送からモザイクは削除されている。芸術品のモザイク処理について、CCTV側からは特に説明などはされていないそうだ。

参照元:video.sina
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