イタリアやフランスなどヨーロッパ数カ国では、鉄道チケットを購入したからといって安心してはいけません。改札口という概念も存在もないヨーロッパ数カ国では、自分で「今から乗りますよ」という印を鉄道チケットに刻印する必要があるのです。そうしないと問答無用で罰金です。

やり方はカンタン。電車に乗る前に購入した鉄道チケットをホームの刻印機に入れ、日付を刻印するだけ。そうすることにより、正式に電車に乗ることができるのです。もし刻印をしなかったらどうなるのでしょうか?

車掌さんが電車で鉄道チケットを調べにやってきて、あなたの鉄道チケットに刻印がされていなかったとします。そうなると罰金を支払うことになるのですが、その罰金が非常に高い。「2等席のチケットを買ったのに、罰金を払ったら1等席のチケットよりも高額になってしまった」という人もいるくらいです。

これからヨーロッパに行って鉄道に乗る予定の人は、鉄道チケットを刻印機に入れてから電車に乗ることを忘れないようにしましょう。「旅行者だから仕方ない」と許してくれる車掌さんもいますが、ほとんどの車掌さんは厳しく罰金を請求してきます。

イタリアに住む旅行関係会社のスタッフは「鉄道チケットを刻印しなかったために罰金を支払う日本人が多いんです」と言っていました。ではどうして刻印しないと罰金なのでしょうか? それは、改札口がないので「すでに使用した鉄道チケットです」という証明を作らないと、何度も同じ鉄道チケットを使えてしまうからです。

ちなみに、一部の特急や指定席券などは刻印がいらないといわれているものもあります。ですが、小心者の私(筆者)はすべてのチケットを刻印しています。電車に乗る前にホームにある刻印機にチケットを通すだけですから、特に手間だとは思いません。皆さんは刻印のトラブル経験はありますか?

寄稿:Pouch