SF映画を代表するスペースオペラ作品といえば、誰が何といっても『スター・ウォーズ』シリーズである。1977年に北米で上映され、その後あらゆる国で大ブレイク。いまだに根強いファンを持つ伝説的なSF映画作品である。

その主人公として登場するルーク・スカイウォーカーは、砂漠の惑星タトゥイーンの叔父の家に住んでいる。砂漠の大地に穴を掘って作った家は非常に印象的で、実際に「住んでみたい!!」と感じた人もいるはずだ。

あまり知られていないが、実はルークの家に泊ることができるのだ。ということで、実際に砂漠の惑星タトゥイーンへと向かい、ルークの家に泊ってみたぞ! おまけにルークの家でご飯も食べてみた。

とはいえ、現代の科学力でタトゥイーン星に行けるわけがない……。そこで今回は、『スター・ウォーズ』のロケ地として使われたチュニジアにあるルーク・スカイウォーカーの家に泊ることにした(チュニジアは多くの場所がロケ地として使用されているのだ)。

ここはホテルとして現在も使用されている場所で、もともとはベルベル人(先住民)が住む住居として使われていた。つまり、ベルベル人の住居をタトゥイーン星の文化として取り入れ、ルークの家として撮影に使用したというわけである。その神秘的な雰囲気は『スター・ウォーズ』の世界観にピッタリだ。

この住居は、ちょっとした迷路のように入り組んだ作りになっている。複数の大穴が細い横穴の通路によってつながっており、アリの巣のように広がっているのだ。あるゆる建物の部分が『スター・ウォーズ』に登場したままで残されており、作品のファンとしては非常に感激である。

ルークの家には実際に宿泊することもできるが、冷房や暖房がないのでそのあたりは覚悟しよう。しかし、真っ白で狭い部屋にベッドだけが置かれているようすは非常に神秘的で、ここが『スター・ウォーズ』の聖地だと思うと、泊って良かったと改めて思うはずだ。

ちなみに、食事は伝統的なチュニジアの料理を食べることができ、薄い皮で具を包んで揚げたブリックやサラダ、パンなどを食べることができる。ホテルのフロントではアイスクリームやドリンクも購入可能だ。

ちなみに一部のジェダイたちが着ていた服は、ベルベル人の伝統的な服をそのまま使用したものである。ジェダイの服として和服をもとにしたものもあるが、チュニジアの文化も多く取り入れられているのだ。また、タトゥイーンという惑星の名はチュニジアの都市・タタウィンがもととなっている。

・今回ご紹介した映画のロケ地
場所 Hotel Sidi Driss(ホテル シディ ドリス)
住所 チュニジア南部マトマタ Matmata Tunisia
交通 自動車をチャーター

Correspondent: Kuzo