iPhone・iPadの生産を受託されている「フォックスコン」の本拠地・台湾から、発売時期に関する驚きのニュースが飛び込んできた。関係者によると、次期iPhoneの発売は2012年8月になるとの見方がある。そうすると、あと1カ月ちょっとで流通が始まるということになるのだが、本当か!? スマホに乗り換えを考えている方は、8月まで待った方が良いかもしれないぞ。

このニュースを報じたのは、経済情報サイト「CENS.com」をはじめとする台湾各紙である。それによると、当初次期iPhoneの発売は10月とも噂されているていたのだが、8月に前倒しとなるという。8月発売に向けて、部品の出荷準備はすでに整っているのだとか。前倒しの理由については、大規模需要が見込まれるアメリカの新年度に間に合わせるためとのこと。

同じく台湾メディアの「今日新聞網」によると、とある部品メーカーは「たしかに7月に部品の出荷予定はある」と認めたそうだ。その一方で、過去の実績を振り返り「アップル新製品は発売の2カ月前に部品の出荷が始まり、1カ月前に出荷量が激増する」と語っている。したがって、7月の出荷予定数から見ると、「発売はおそらく9月ではないか?」として8月の出荷は間に合わないと見ている。

「iOS6」が秋にリリースされることを考えると、9月の方がより説得力があるようにも思えるのだが……。とにかく当初の噂(10月発売説)よりも、以前に発売開始になる可能性は濃厚のようだ。いずれにしても早く販売を開始して欲しい! 続報に期待する。

参照元:CENS.com(英語)、今日新聞網(中国語)