JR東日本は、東北新幹線「大宮~盛岡」間の開業30周年を記念して、2012年6月22日臨時寝台急行平泉・いわて物語号を大宮駅から運行した。その際に、通称「撮り鉄(とりてつ)」と呼ばれる鉄道マニアが大勢集まり、同駅ホームで押し合いになる事態が発生。なかには大声で騒ぎ、他の利用客をかえりみない行為が「ひどすぎる」と話題になっている。

大勢の撮り鉄が集まったのは、同駅8番線ホーム。22時25分発の車両の様子をカメラに収めようと、定められた場所にはロープが張られ、駅員がついて撮影の様子を見守った。ところが車両が近づいてくると、撮り鉄たちは「われ先に」と身を乗り出し、後方からは「下がれ!」や「頭を下げろ」などの罵声が鳴り響き、騒然となった。

あまりにも身勝手な行動をとる撮り鉄に対して、駅員も「静かにしろ!」と剣幕になる一幕も。これを見たネットユーザーは次のように反応している。

「これはヤバイですね」
「こうゆう奴らは必要ない」
「駅員がキレるのもごもっともだ」
「なんか駅にロープが張ってあるのが悲しい」
「ホントにやめてほしいですね」
「こいつら終わってんな~」

……など、なかにはその場に居合わせて一緒に撮影していた人もおり、騒ぎ立てる人物に迷惑をこうむったともらしている。なお、他の動画を見ると、テンションが高まりすぎた複数人の集団が、一斉に何かを叫びたてるという場面もある

趣味に興じるのは大変良いことだと思うのだが、周りには普通の利用客もいるということも忘れて欲しくないものだ。少なくとも環境を提供してくれている駅員の指示は、素直に聞くべきではないだろうか。

参照元:Youtube misaka12226
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