地下鉄サリン事件への関与で全国に特別手配されていた、高橋克也容疑者と見られる男の身柄が確保されたことが判明した。警視庁は本人確認したうえで、この男を高橋容疑者と断定し逮捕した。

この男は自ら「高橋克也です」と認めているという。高橋容疑者は当初、川崎市内で潜伏していると見られており、防犯カメラの映像や本人の筆跡が公開され、警視庁は積極的に情報を開示してきた。

毎日新聞の報道によると、東京・大田区の路上で身柄を確保されたとしている。一方、NHKでは大田区のマンガ喫茶で、「よく似た男がいる」と店員が通報したと報じている。そのほかにも異なる逮捕情報があり、錯綜しているような状況だ。

詳細な身柄確保時の様子は、これから明らかになるだろう。これで特別手配されていた3人全員が逮捕されたことになる。逃走から17年、菊地容疑者、平田容疑者同様に、高橋容疑者はどのようにすごしてきたのだろうか? 今後の捜査に注目が集まる。

参照元:NHK,毎日jp