京都と言えば、舞妓さんや芸妓(げいこ)さん! 京都弁で話しはんなりとした雰囲気をまとう彼女らは京の都の象徴だ。

だが、実際にお座敷遊びをしたことがある人はどれくらいいるだろう? 意外と知られていない。イギリスの映像プロデューサーがドキュメンタリー化。海外で話題となっている。日本人が見ても大変興味深いのでご紹介したい。

映像を紹介したのはロンドンを拠点に活動するグレン・ミルナーさんだ。動画のタイトルは「Miehina the Kyoto Geisha」だ。

ドキュメンタリーの主人公・美恵雛(みえひな)さんは「京都では舞妓や芸妓はアルバイトではなく、ひとつの職業としてなりたっています」と、まず基本の基本から話を始める。そして普段のお稽古や見習い中の見習いである「仕込みさん」、「舞妓さん」、「芸妓さん」の違いなどを流れるように語っていく。

芸妓さんが素顔をさらし、自分の言葉で花街を語るというのはあまり見られない。縁遠いと思っていた世界が少し近くなったようには思えないだろうか。

この動画に海外ユーザーは

「素晴らしいよ」
「いいドキュメンタリーだ」
「音楽もいい! すごく雰囲気が出ている」
「日本の文化が見れてよかった」
「私は舞妓や芸妓の世界は秘密主義だと思っていたよ」

とコメント。ベールに包まれた日本文化の一端を垣間見ることができ、興味深く思ってくれたようだ。

自国の文化は知っているつもりでも意外と知らないものは多い。よく知らないことに気がつかず知ろうとしていないのかもしれない。外国人の目を通して見たものに改めて触れると新しい日本が見えてくるのではないだろうか。

参照元:Vimeo Glen Milner

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