日本を満喫中の漫画『銀魂』大好きなロシア人男性(skv012aさん、通称:銀さん)。彼の日本滞在は、まだ半月ほど残っているのだが、すでにこの旅は成功しているといえるだろう。なぜなら、銀さんは死ぬほど日本を楽しんでいるからだッ! 今回は秋葉原編、銀さんメイドカフェに歓喜の巻でござるッ!!

■レースゲームの腕前ハンパない
秋葉原に降り立つと最初に向かったのは、ゲームセンター。銀さんは漫画だけでなくゲームにも詳しい。最近はまっているのが、「頭文字(イニシャル)
D」のアーケード版だ。以前車を所有していた彼は、自ら車両をカスタマイズして、サーキットを借りて走行していたそうだ。実車の腕前がたしかなだけあって、ゲームでもその実力を発揮。記者(私)は彼と勝負したのだが、周回差をつけられるほどの勢いで大敗した。なんでも出来るのか? この男は……。

■さすがロシア人、パンチ力がすご過ぎて笑った
さらにパンチ力を計測するゲームにチャレンジしてみると、あきれるほどの腕力でアベレージ超えをたたき出す始末。「ロシア人=屈強」というイメージがあるのだが、どうやらそれはウソではないようだ。残念ながら、ハイスコアには至らなかったものの、動きにくいコスプレでも平均以上の記録を出した。これが動きやすい格好だったと思うと……、ちょっと怖い。銀さん、怒らすべからず。

■マエバアツコ
AKBシアター前に来ると、ここで記念写真を撮りたいと言い出した。AKB48はアメリカでも有名か? と尋ねると、名前は知られていると話す。そして、前田敦子さんを指さして「マエバアツコ、マエバアツコ」と、得意げに言うのだ。いやいや、銀さん惜しいんだけどちょっと違う。「マエバアツコ、マエバアツコ」ではない。訂正しようと思ったのだが、まあいいか。あえて教えてやらんかった。

■女子には弱いらしい
そんな銀さんなのだが、女性となるとちょっと弱いようだ。秋葉原には大勢メイドカフェの呼び込みが立っているのだが、「こんにちは~」なんて話しかけられると、ホイホイとついて行ってしまう。銀さんに次の予定があると告げたのだが、「チョットマテ、チョットマテ」の一点張り。挙句にメイドカフェに行く羽目になったのである。

■歓喜に次ぐ歓喜!
そうしてメイドカフェにたどり着くと、銀さんいきなり奇声をあげて「イイネエ~ッ!」とフィーバー。静かにするように言おうと思ったのだが、怒らせると怖いことが発覚したので、記者は沈黙……。そしてお酒をオーダーして、テーブルに届けられるとメイドに「一緒におまじないをしてください」と言われた。その言葉とは「おいしくな~れ! 萌え萌えキュンッ!」である。

残念だ、非常に残念である。銀さんは日本語を不勉強なため、そのような複雑な言葉を発することはできない。しかし、「オウィシィクゥ……」くらいまでは言えたので良しとしよう。

■ツーショットチェキでは、少しくらい笑えよ
最終的に約1時間くらい滞在し、店をあとにした。最後にツーショットチェキを撮影。撮影すること自体は喜んでいたはずなのだが、後に渡されたチェキを見ると、銀さんニコリともしていない。少しでいいから口元緩めるくらいしろよ……。でも怖くて言えない。殴られたら入院だ……。

とにかく楽しい一日をすごした銀さん。新しい旅の思い出も増えた。調子に乗りすぎて、気軽に女の子について行くのだけは、注意して頂きたいものだ。銀さんの旅はまだまだ続く……。ちなみに銀さんは、いろいろな人と交流する機会を持ちたいと考えている。街で見かけたら声をかけて欲しいとのことだ。もちろん男女を問わず。

銀さんのTwitter: http://twitter.com/#!/skv012a
銀さんのFacebook: http://www.facebook.com/skv0ra(ログイン必要)
Photo:Rocketnews24
レポート:フードクイーン・佐藤

▼ パンチンググローブ似合いすぎ

▼ なぜか銃もよく似合う

▼ 記念にあっちゃんとツーショット。銀さんはマエバアツコだと思っている

▼ そしてメイドカフェの誘いについて行くことに

▼ ツーショットチェキゲットだぜッ!

▼ でも、銀さん真顔……、ちょっとは笑えよ

▼ Facebookもやってるよッ!

秋葉原