株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンが、20~60代を対象に実施した調査によると、20代・30代の間で「お口の老化」現象が進行しているという。さらに重度の口内疾患状態にある「口内崩壊」にある人が、これらの年代の人にもいるというのだ。歯の老化はどうやら年齢とは関係ないようだ。口内崩壊ってマジで怖いッ! 人生先は長いのに、満足に食事できなくなるのッ!?

同社は20~60代の計1030人(各年代103人)を対象に、歯科医が監修したお口の老化チェックリスを用いて調査を行った。歯肉炎が進行してお口の老化が始まっている可能性の高い「口内老化注意報」に該当する人は、全体の56.9パーセントであった。老化注意報に当たる人の割合は、60代がもっとも高かったのに対して、初期の歯周病でお口の老化が進行している「口内老化警報」は、20・30代が圧倒的に多かったのである。

「口内老化警報」、「お口の末期症状」、「口内崩壊」の該当者は以下の通りである。

・口腔状態に問題のある人の割合
20代 48.6パーセント
30代 48.1パーセント
40代 44.2パーセント
50代 43.7パーセント
60代 31.1パーセント

驚いたことに、若い世代ほど口内の老化現象が深刻であり、年を重ねるほどケアができている可能性がある。これら問題を抱える人の食生活と、歯の手入れの実態を調べると、「甘いものが好き」で「外食しがち」でありあがら、歯の手入れを「ほとんど(またはまったく)しない」と回答している。お口の老化が進行するものうなづける結果だ。

ちなみに同社から発売されている「フィリップス エアーフロス」は、時速70kmのマイクロバーストテクノロジーで、空気と水を高速で噴射してわずか60秒で歯間洗浄できる。

歯磨き後にも歯間に以外と汚れや食べかすが詰まっていることが多いので、これでプシューッと洗浄してあげるとよりスッキリするぞ! 手磨きと比べて最大約2倍の歯垢を除去できるというのだから、歯の健康を考えるならぜひやってみよう。

歯の健康は日頃の手入れから、甘いものが好きという人はとくに注意して頂きたい。できるだけこまめな手入れを心がけ、時間のあるときには念入りに歯みがき・歯間ケアをした方が良いだろう。

参照元:フィリップス

▼ 口内老化が進む人の「食生活の傾向」

▼ 歯間ケアの頻度