最近、アゴの下や口周りが急にたるんできたな――そんなあなた、もしかするとそれは「スマホ顔」かも知れない。

スマホやタブレット、ノートPCなどの普及により、いつでもどこでも手軽にネットにアクセスできる時代になった。非常に便利な反面、どこまでも仕事に追いかけられる、目や肩が疲れるなどの問題もつきまとう。

更に、うつむき加減の姿勢で携帯型端末の画面を見続けることが、頬やアゴのラインがたるむ「スマホ顔」を作る原因となるという。

米国形成外科協会(ASPS)によると、近年アゴ部分の美容形成手術が急増しているという。その背景には、携帯型端末を使ったネットやゲームなどの利用時間の増加があると考えられる。

米国では、アゴのラインを整え、たるんだ皮膚を引っ張ってシワを伸ばす手術の相場は約55万円だという。2011年にはアゴ部分の手術が、豊胸・脂肪吸引の合計手術件数を上回ったそうだ。加齢や肥満が原因というイメージがあるアゴのシワ、2重アゴやほうれい線。しかし多くの医師が、姿勢の悪さもこれらの大きな原因だと指摘している。

「ほんの少しでも顔を下に向けてiPhoneなどを操作していると、アゴ部分に重力がかかって口の周りが下に引っ張られます。その姿勢が何時間も続くことで顔の皮膚は確実に下がり、『スマホ顔』になってしまうのです」ウッドフォード・メディカルのマーヴィン・パターソン医師は言う。

ASPS会長のマルコム・ロス医師は、「アゴは年齢の表れやすい部分です。自分の顔が画面に映るビデオチャットなどで、常に自らの顔をチェックするよう意識すると良いでしょう」とアドバイスしている。

メールでのやり取りが電話や会議などの対面コミュニケーションに取って代わり、移動中もスマホで仕事をするなど、一日中携帯型端末を手にしている人は多い。

仕事を休むのも、重力に抗うのも難しい。良い姿勢を心がけたり、定期的に顔を上げて休憩を取ったりして、いつまでもきれいなアゴをキープしたいものである。

参照元:DailyMail(英文)

▼アゴ部分整形のビフォーアフター