これまで繰り返し次期iPhone(iPhone5)の、ディスプレイサイズがiPhone4Sより大きくなるという噂をお伝えしてきたのだが、どうやらこれは噂ではない可能が出てきた。ウォールストリートジャーナルをはじめとする主要メディアが報じたところによると、アップルが4インチディスプレイを採用する方向で進めており、日本のシャープとジャパンディスプレイ、それに韓国LGにサンプルの発注を行ったという。

発注を受けた3社は、現在少量のサンプル生産を行っている段階で、早ければ6月に本格的な供給を開始する見通しである。また販売時期については、iPhone4Sが販売された時期と同じ10月頃になるとの見方がある。

今までこれらの情報は、IT系の専門ブログが報じるのみだったが、ビジネス情報サイトに掲載されたことにより、一気に真実味が増してきた。おそらく次期iPhoneは4インチディスプレイになるとみて間違いないだろう。

従来の製品サイズに慣れている人は、次期iPhoneの販売開始当初、違和感を覚える可能性もある。アップルの前CEOスティーブ・ジョブズ氏は画面サイズに随分こだわっており、サイズ変更に否定的だったというのだが……。これから新CEOのティム・クック氏の手腕が問われることになりそうだ。

参照元:9to5 Mac,WSJ,MacRumors(英語)