5月5日未明、中国の病院に刃物で切られたような傷を負った男性が搬送されたそうだ。もちろん病院側はすぐに手術の手配をした。

だが、手術室で本人確認を行おうとしたところ、男は突然逆ギレ。起き上がり医師に殴る蹴るの暴行を加え、挙句、病院の設備を破壊しまくったというのである。

事件が起きたのは湖南省にある病院だ。手術室で医師が男性の氏名と負傷した部位を尋ねた。患者の取り違えがないよう本人確認をするのは珍しいことではない。だが男は医師をにらみつけたかと思うと「文句あるんかコラァ!?」とキレだしたのだ。

文句も何も今から手術をするところだ。医師がその旨を伝えたところ、手術室にあるものを手当たり次第投げつけ、パイプ椅子のようなもので医師を殴り始めた。驚いた医師は手術室から飛び出したが、だがドアを閉める前に男性が追いつき暴行を加えたという。さらに院内の窓ガラスなどを破壊。その一部始終は監視カメラにより記録されている。

映像を見た中国のネットユーザーは

「え、なんで?」
「これはヒドイ」
「お医者さんも危険な職業なんだな。誰が来るかわからない」
「これだけ暴れられたら十分元気だよね」

などとコメント。 

また、同じく中華圏の台湾のネットユーザーは「さすが中国」「中国大陸は何が起こるかわからない」と驚いているようだ。

20分後、医師の説得により男は手術を受けることに同意。なお手術室には男の母親と弟が付き添ったそうだ。

暴行を受けた医師には傷跡がクッキリ。また、男が暴れまわったおかげで15ある手術室はすべて使用不可になってしまったそうだ。命の尊さはどんな人も同じではあるが、病院にとっては大変な迷惑な話には違いない。

参照元:Youtube yy02002

▼暴行を受けた医師

▼傷も痛そうだ

▼こちらが男性に割られたガラス、外気が入ってしまい手術室は使用不可に

▼男性はなお入院中だ