オーストラリアで「海のモンスター」とも言える超巨大ガニが捕獲された。体重約6.8キログラム、甲羅の大きさ約38センチメートルのこの巨大なカニは「タスマニアオオガニ」という名前のカニで、オーストラリアでその肉は珍味とされている。

よってこのタスマニアオオガニも、あと少しで鍋の中へ放り込まれるところだったのだが、捕まえた猟師がイギリスの水族館に約40万円で、このカニを売り渡すことを決意。その結果、クラブケーキ(料理の名前)160個分の肉を持つとされるこの巨大カニは、なんとか生き長らえることができたのだ。

そして29時間のフライトの末、イギリスに着いたこのカニは「Claude(クロード)」と名付けられ、現地時間の今週木曜日に公の場にその姿を披露するという。

イギリスの標準的なイソガ二の100倍大きいこのClaudeは、イギリスで展示されているカニのなかで最大の大きさを誇る。しかし驚くべきことに、このClaudeはまだ成長段階にあるというのだ! これから成体になるにつれて、その体重はなんと2倍にもふくれ上がる!この他にもタスマニアオオガニについて次のようなことが分かっている。

・タスマニアオオガニの寿命は20年
・Claudeのハサミは実に強力で、小さいほうのハサミを使っても、人の指を引きちぎったり、クルミを割ったりすることができる
・前部にあるハサミを広げた場合、イソガ二のハサミの全長は約9cmなのに対し、Claudeのハサミの全長は約91cm以上になる見込み。しかし脚の長さでいえば、日本のタカアシガニのほうが長い

このなんとも貴重なタスマニアオオガニを引き取ったことについて、水族館員のJemma Battrickさんは次のように語っている。「私たちはこのタスマニアオオガニの数を増やしたいと思っています。しかしオーストラリアでは、このカニを食べる習慣があり、それを知った水族館のお客様はきっと驚かれることでしょう。なぜならタスマニアオオガニの姿は、とても大きく勇ましいですから」

それにしても、こんな巨大なカニが実際に存在していたとは驚いた。その小さいほうのハサミでも、人の指を引きちぎるだけの力を持っているなら、大きいほうのハサミの力は一体どれだけのものなのだろうか? そしてその大きなハサミは、一体何に使っているのだろうか? 想像しただけでも……恐ろしい。

(文=田代大一朗
参照元:Daily Mail(英文)

▼デカーーー!

▼普通のカニが可愛く見えちゃう


▼こんなのに挟まれたら……ゴクリッ