元プロ野球の人気選手新庄剛志さんが、テレビで驚くべき告白! なんと現役時代に早くコンパに行きたくて、自分のところに飛んできたボールをわざとに捕らなかったというのだ。プロ選手としてはありえない行為。この信じられない発言に、ネットユーザーからは「言っちゃダメだろ」「最悪」など、厳しいコメントが相次いでいる。

新庄さんは2012年4月26日放送のTBS系『スパモク!!』に出演、この日は「職業のヒミツぶっちゃけます!」と題してさまざまな職業の裏事情が暴露された。プロ野球選手を代表して、新庄さんが招かれたのだが、ただでさえ特異(?)な存在の彼。その発言は視聴者の想像をはるかに上回るものだった。

なかでも強烈なのは、コンパ出席の時間に間に合うように、わざとにボールを落とし、チームを敗退させたことだ。どうやらこれは阪神で活躍していたときのことらしい。対戦相手のヤクルトスワローズ、古田敦也さんの打球が自分のところに飛んできたのだが、故意に捕らずサヨナラ負けを喫した。

推定で1997年9月27日の試合とみられる。この日は8回までヤクルトに4点差をつけられ、このまま試合終了と思われたのだが、新庄さんは9回表で同点ホームランを放っていた。したがって、逆転の可能性も十分にあったのだ。それを捕球ミスでわざとに負け、試合を終わらせたのである。

ちなみに番組で彼は「わざとってわからせないように(ミスを)するのもプロ」と発言、さらに「コンパではサヨナラホームランだった」と笑えない冗談を炸裂させていた。このことについて、ネットユーザーは次のようにコメントしている。

「最悪やな」
「永久追放しろ」
「コンパ行きたいならホームラン打つなよ」
「ジョークにしても言うたらあかんやろ」
「本当にバカなんだな」
「墓場までもっていけ」
「わざと負けるのは問題だろ」
「無気力野球だな」
「ワザと取らないって八百長だよね」
「完全に消えたなコイツ」
「こいつバカなんだから言わせとけ」

本人にしてみれば、笑い話かもしれないが、彼の活躍に期待して会場に足を運んでいる人もいたはず。また、チームメイトも真剣に勝利するためにプレイしていたかもしれない。これが事実であったとしても、口に出していうべきではないと思うのだが……。せめて、静かに胸にしまっておいて欲しかった。

Illustration:Rocketnews24