みなさん、『アンパンマンのマーチ』という曲をご存知だろうか? 「えっ? そんなの知ってるに決まってるじゃん」。そんな答えが返ってきそうなくらい多くの人に愛されているこの曲は、アニメ『それいけ!アンパンマン』の1988年の放送開始以来、ずっとオープニングテーマとして使われてきた。

それでは、この国民的アニソン『アンパンマンのマーチ』を切なく歌うとどうなるのか、みなさんはご存知だろうか? きっと知らないだろう。泣けてくるのである!

原曲の『アンパンマンのマーチ』はとても明るい声・速いテンポで歌われており、聴いていると自然と愛と勇気が沸いてくる。しかし歌い方が変われば、その曲のメッセージ性も変わる。それを証明したのが、ニコニコ動画の人気ユーザー「koma’n」さん。

彼は時をさかのぼること2009年、「アンパンマンマーチを切なく歌ってみた」というタイトルの動画を投稿。すると大きな反響を呼び、またたくまに再生回数は跳ね上がっていった。しかしそれでも、この泣ける『アンパンマンのマーチ』を知らない人は多い。

ということで、まだ聞いたことがない人はぜひ一度聞いて頂きたい。きっと『アンパンマンのマーチ』の別の魅力に気づかされることだろう。ちなみにこの動画のタグには、次のようなキャラクターたちのセリフが記されていた。

バタ「それが最後の顔よ…それでも行くの?」
カバ「…貰ったアンパンが…しょっぱい」
ジャム「今日はチーズがよく吠えおる」
カレー「辛くない戦いなんてないんだ…」

このセリフの意味は、動画を見ればきっと分かるはず。

(文=田代大一朗

参照元:ニコニコ動画/koma’n, YouTube/imaism

▼こちらがその動画