授業中、考えにつまったり、「ヒマだなぁ」と思ったとき、ついついやってしまうのがペン回しだ。ただのヒマつぶしに始まったペン回しが、最近では、より速くより美しく、もはや芸術の域にまで高められているのをご存知だろうか。

世界からスピナー(ペン回し師)達が集う「ペン回しワールドカップ2012」がアツく開催中なのだッ!!

ペン回しワールドカップは、2年に一度開催されるペン回し界の代表的な世界大会だ。今年は日本のほかにも、ドイツ、フランス、カザフスタン、リヒテンシュタインなど世界から合計16チームが出場している。

まずは代表選手たちの演技をご覧いただきたい。まさに「すげぇぇぇぇ!!」の一言! スピナーの手の上を動き回るペンはまるで別の生き物のようだ。一体どうなっているの!? 高速すぎて一体彼らがどんな動きをしているのかさえ見えない。また、音楽やペン以外の小道具を使用するなどエンターテイメント性もバッチリだ。ヒマつぶしに始まったペン回しはここまで進化したのである。

なお、ワールドカップでは、1ラウンド3試合で勝敗を決める。タイマン勝負のシングルマッチは「テクニカル」、「アーティスティック」の2戦、チームワークがものを言うダブルマッチ1戦の計3戦で競うそうだ。遊びだなんて侮ってはいけない。ペン回しはもはや立派な競技であり、芸術にまで高められているのである。

開催中の2012年の大会では、残念ながら日本チームは4回戦で敗退してしまった。しかし、選手紹介映像を見ると彼らの技術も相当なものである。世界には彼ら以上のスピナーが存在するというのか……。

なお、現在勝ち残っているのは、フランス、ドイツ、韓国・マレーシア・スペイン連合チーム、グローバルチームの4チームだ。5回戦の結果は5月5日に公開予定とのことである。

参照元:Youtube SearchManitou Pen Spinning World Cup 2012(英語)

▼シングル・アーティスティックの演技

▼シングル・テクニカルの演技

▼ダブルの演技、もう奥深すぎ

▼こちらが日本チームの紹介だ