おいしいカレーを提供するカレーチェーンの『カレーハウスCoCo壱番屋』。実は限られた店でしか販売していないメニューがあるのを、ご存知だろうか? 「東京・もんじゃカレー」もあまり知られていないメニューのひとつ。ご飯ともんじゃって両方炭水化物だけど、そんなの組み合わせちゃって大丈夫!? ということで早速食べてみたぞッ!

このメニューは2012年4月21・22日の両日、東京・秋葉原で行われた「ラジオ会館カレーまつり」の会場限定で提供されていたものだ。実のところ、東京の下町4店舗で2009年に期間限定でお目見えし、その後に秋葉原昭和口通り店で2011年に一時的に復活。そしてこのイベント会場だけで再度提供されたのである。

移動販売車のスタッフに尋ねたところ、年内に再び店頭販売を行うかもしれないというのだが、はたしてお味はいかがなものか!? 実際に食べてみたところ、キャベツの甘さと、小エビ・かつおぶしの風味が良くきいていて、もんじゃの再現度は非常に高い。それでいてコクがあってまろやか。さすがカレー専門店、これまでに数多くのメニューを開発しているだけはある。

しかし少々かつおぶしの風味が強すぎて、カレーに勝っている感がある。これは好みの分かれるところではないだろうか。店舗で提供されているときには、好みでウスターソースをかけられたそうなのだが、この日は移動販売のためウスターソースは置かれていなかった。ひょっとしたら、ソースをプラスことでさらなる旨みを楽しめたのかもしれない。

ちなみに掲示されていたPOPには、「ご飯にもんじゃで何が悪い!」と、やたら強気なコピーが書かれていた。別に悪くないと思うけど、そこまで強気で言わなくても……。

とにかく、もしも今後店頭で見かける機会があれば、ぜひウスターソースをしっかりかけて食べてみたいものである。未体験の方も、そのときに「これはもんじゃだ!」と実感していただけるに違いないだろう。

Photo:Rocketnews24
取材協力:麻友美アリスプロジェクト


▼ かつおぶしのきいた「東京・もんじゃカレー」

▼ 移動販売車で、この日限定で提供されていた

▼ 「ご飯にもんじゃで何が悪い!」、やけに強気……

▼ もんじゃ好きも納得!