
東京・築地市場はアジア有数の魚市場で、日本国内の観光客はもちろんのこと、海外からも多くの人たちが訪れる観光名所だ。読者の皆さんのなかにも、築地市場に行って魚介類を見学したり、飲食店をめぐったりしたことがある人もいるのではないだろうか?
築地市場にグルメを楽しみに行く人のほとんどが寿司屋に入る。「特に美味しい」と評判の寿司屋が2軒あり、そこには早朝から行列ができている。2時間待ちということもあるほどの大盛況ぶりだ。しかし、築地ツウの漁師は「寿司屋なんて行かないよ(笑)」と記者に語る。じゃあどこに行くの? ええっ!! イタリアン!?
・築地ツウは寿司屋よりイタリアン!?
そのお店とは、築地市場の内部にあるイタリアンレストラン『トミーナ』。ここはツウの間で密かなグルメスポットになっており、築地市場関係者がよく行き、イタリアンの美味しさに舌鼓を打つのだという。マジかよ! 恥ずかしながら記者、築地市場に行ったらいつも寿司屋に直行だったよ!
・漁師がそこまでいうなら行くしかない
あくまでその漁師のコメントだが、「正直、俺からすると市場内の寿司より美味しいと思ってる店が日本中にたくさんあるし、場所で味の良し悪しは決まらない。だからあえて築地で寿司を食べる価値がわからない」とも語っていた。んじゃあ、そのイタリアンは美味しいのか!? 実際に行ってみたぞ!
・ワタリガニのパスタと海鮮ピザ
築地市場の内部にあるイタリアンレストラン『トミーナ』は吉野家(一号店)のほぼ隣にあり、開店は8:00から。他の寿司屋や定食屋が4:30~5:00に開店していることを考えると遅いほうである。記者は店内に入り、ワタリガニのパスタと海鮮ピザを注文。漁師によると、このふたつが『トミーナ』のなかでもイチオシだという。
・ワタリガニのパスタ評価
モチモチとして歯ごたえがあり、その食感がワタリガニのエキスによって「さらなる美味しさ」を構築している。しかし、このパスタのスゴイところは「主役はあくまでパスタとトマト」というところ。トマトの酸味と甘味をさらに美味なるものにするべく、「強く自己主張をしないワタリガニの味」がフォローしているのだ。ちなみに、このワタリガニは注文を受けたシェフが築地市場に行って買って調理をしてくれた。日によってやってないときもあるので確認しよう。
・海鮮ピザ評価
ふんわりとしたパン生地に、築地市場にあがったイカやエビなどの海鮮がタップリと盛られているピザ。さらにチーズもたっぷりと盛られており、海鮮をチーズで封印し、ウマミをギューッと濃縮したかのようなピザとなっている。ひとくち食べれば、海鮮とチーズ、そしてパンの三重奏が脳内で「生演奏」される。魚介の美味しさが「しつこくないチーズ」と混ざり合い、お互いの繊細な味を消すことなく共存しているのである。これはそこらへんのイタリアンでは出せない味かもしれない。しかし、どことなくなつかしい喫茶店のピザのような風味もあるから不思議だ。後味がスッキリしているのも評価が高いポイント。ちなみに海鮮ピザは11:00から注文が可能となる。
・築地は寿司屋だけではない
築地市場に行くと、ほとんどの人たちが寿司や定食屋に入るという。しかし、カレー屋もあればとんかつ屋もあるし、今回ご紹介したイタリアンレストランまである。築地にはじめていく人は寿司屋でもいいかもしれないが、二度め以降は他のジャンルを食べてみてもいいかもしれない。ぜひ行ってみて!
Photo: RocketNews24.
Correspondent: Kuzo











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