バイクは便利でカッコイイが、危険な乗り物であることは間違いのない事実である。いくら自分が気をつけていても、どうすることもできない「万が一」があるということは、バイクを愛する皆様なら御存知の通りだ。

どんな事故が起こり得るのか。それは教習所でも習ったように、様々な事故シーンを見るとよく分かる。そして、それはとても勉強になる。ということで今回は、バイクの多い国として知られる台湾で起きた「バイクの接触事故100連発」なる動画をご紹介したい。

YouTubeにアップされた動画のタイトルは「100 Motorcycle Crashes – Driving in Asia」。ありえない速度で突っ込んでそのまま転倒するケースが目立つが、徐行運転していても一時停止無視のクルマが突っ込んできたり、停車していてもクルマが突っ込んできたり……と、どんな時でも油断ならない情況は台湾だけでなく日本でも同じ感覚でいたほうが良いだろう。

驚くべきは、この動画、とんでもない事故シーンが多いにも関わらず、なんと1人も死者がいないのだという。不幸中の幸いである。

実は私(記者)も、過去にバイクで事故ったことがある。一時停止無視のクルマの横っ腹に突っ込んだその瞬間、「死んだ!」と思ったことを今でも覚えている。また、クルマに当たる直前から、「ドン!」とバイクがぶつかって体が放り出されて宙に舞い、地面に落ちるその瞬間までがスローモーションのように見えたことも思い出す。でも生きている。まさに不幸中の幸いである。

参照元:YouTube motopuka