毎晩、うまく眠りにつくことができないという方に、役立ちそうなiPhoneアプリが登場した。その名も『Dream:On』。これはユーザーの睡眠状態を監視して、事前に選択した環境音楽を流してくれるというのだが、利用するに当たって「睡眠の妨げ」になるかもしれない要求を、アプリ提供元が提示している。それは一体何!?

心理学の権威として知られる、ハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン博士は、アプリ開発メーカー『YUZU』と協力して、悪夢を解消するアプリを開発した。

使い方は「起床時間」と「アラーム音」、そして「サウンドスケープ」と呼ばれる音を設定するだけ。サウンドスケープとは、ユーザーが夢を見始めた段階で鳴る環境音楽であり、この音を眠りながら聞くことによって、悪夢を解消するとのこと。音で眠りから覚めないように、マイクでユーザーの寝息を監視するようである。

すでに2012年3月30日から開催されている、「サイエンス・フェスティバル」でモニタリングが開始されており、参加した人の21パーセントが不快な夢を見て、15パーセントが悪夢に苦しめられているということが判明した。またアプリの位置情報によると、ロンドンでは32パーセントの人が楽しい夢を見ていることがわかっている。

しかしながら、このアプリには快眠を妨げる可能性がある。というのも、夢を見終わった段階でアラームが鳴り、その内容を記録することを推奨しているのだ。夢を記録すると悪夢を見なくなると言われている。また、アプリで睡眠パターンを解析することも可能なのだが、夜中にたびたび起きなければいけないとなると、悪夢を見る以前の話である。

はたして、このアプリは快眠を得るのに役立つのだろうか? ちなみにアプリは無料でダウンロードできる。興味のある方は利用してみてはいかがだろうか。ただし、夜中にアラームがなるかもしれないということを、忘れないで欲しい。

参照元:Sky NEWS,iTunes Dream:On(英語)

▼ 起床時間・アラーム音・サウンドスケープを設定し、ベッドのそばに置くだけ