世の中には、思い通りに行かないことがたくさんある。この現実のつらさを、改めて痛感させられる動画がここにある。

「Mr. McFeely’s Purple Panda Scares Bejesus Out of Kids」というタイトルの動画には、アメリカ子供向け番組『Mister Rogers’ Neighborhood』の配達人Mr. McFeelyに扮した男性と、「紫パンダ」が登場するのだが、彼らに待ち構えていた結末がつらすぎると現在ネットで話題になっている。

動画は、可愛い子どもたちが「紫パンダさーん!」と、聞きなれない名前のパンダを呼び込むところから始まる。すると部屋の向こうから、楽しそうに両手を広げながら、紫色のパンダが登場! Mr. McFeelyおじさんも「ほら、パンダだよ!」と子どもたちの笑顔を期待するが、なんだか様子がおかしい。

そう、子どもたちが泣き出しているのである。紫色したパンダがよほど怖かったのだろう。子どもたちは、みんな「エーン! エーン!」と泣いているのだ。しかし子どもたちが大泣きしている以上に、悲しい映像がそこには映し出されている。

Mr. McFeelyおじさん、特に紫パンダがものすごい勢いでションボリしているのだ。きっと前日、いや1週間前から、子どもたちの笑顔が見られると信じていたこの日を楽しみにしていたのだろう。かなりの悲しさと切なさが、体からあふれ出ている。

そして動画は、この状況を打開しようとしたMr. McFeelyおじさんが「ほら、見てごらん! これはね、中にひとが」と言いかけたところで終了する。つらい……つらすぎる! 現実はなんでこんなにつらいんだーー!

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/augustoluan1

▼こちらがその動画