世界に誇る日本の自動車メーカー「ホンダ」。これまで数多くの素晴らしい車で我々の生活を豊かにしてくれたホンダが、今度はCMで日本中の人々に元気を届けている。

そのCMの名は、「負けるもんか(プロダクト)篇」。このCMの制作経緯について、ホンダ公式サイトには、次のようなエピソードが紹介されている。

撮影対象はHondaの貴重な財産ともいうべき、歴代の名車たち。当然、それらが撮影当日まで一堂に集められる場は一度もなく、CRスタッフも、監督も、 カメラマンも、撮影当日の一発勝負。自然と緊張感がほとばしる撮影現場でしたが、全員が文字通り「負けるもんか」のコトバを胸に1つになった瞬間でもありました。60秒の渾身の長尺を、是非お楽しみ頂ければ幸いです。(以上、ホンダ公式サイトより引用)

このエピソードを読んでいるだけで、CMスタッフの熱意がひしひしと伝わってきて、自然と胸が熱くなってくる。そしてその制作者たちの想いは、CMを見た多くの人々にも伝わっており、動画には次のようなメッセージが寄せられている。

「最高ですね。もうがむしゃらに頑張る気になりますね。ホンダ、原点に戻る、最高ですね。応援します」
「やっぱりHONDAですね。気合いが入ります。今の日本人全員に­送る言葉だと思いますね。ありがとうございます!」
「まだまだこっからじゃ。負けてたまるか!日本企業が負けてたまる­か!!」
「『これがホンダだ』という車を作って欲しい。しばらくお目にかかれていないぞ」
「やはり今年は新生日本の幕開けですね!日本人の血が騒ぎます!」
「受験に向けてがんばるかぁ!!」
「遅いよホンダ!今まで何やってたんだよ!これからに期待!!」
「本田宗一郎(ホンダの創業者)の魂がこのCMには生き続けている」

今の日本にとって、大きなエールの言葉となる「負けるもんか」。これから更なる進化を遂げるであろうホンダに「負けるもんか」! そんな精神で我々も日々、一歩一歩成長していきたいものである。

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/HondaJPPR, ホンダ公式サイト

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▼こちらがそのCM

【撮影車両】Honda A型・RC143・RA272・S500・Super CUB C100・T360・N360・DREAM CB 750 FOUR・PRELUDE・RT1100・CIVIC CVCC・ACCORD HATCHBACK・モトコンポ・CITY・NSX・BEAT・DAX(ST50 EXPORT Z)・ODYSSEY・INSIGHT・FIT・NSXコンセプト(CM登場順/ホンダ公式サイトより引用)

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