共働き夫婦が増える中、親が日中子どもを預けて仕事に出る光景は珍しくなくなった。祖父母に子を預ける家庭もあれば、保育施設を利用する家庭もある。

祖父母は孫一人に対する細かなケア、保育施設は集団生活における友達づくりなど、それぞれ異なった長所が挙げられるだろう。

最近の調査が、祖父母による子育てに一票を投じる結果を出した。学習能力の基礎作り、言葉の発達という観点から見ると、子どもは保育施設よりも祖父母に預けた方が良いというのだ。

英国の各調査機関や国立社会調査研究センターが1万9000人の幼児を対象に行った合同調査によると、普段祖父母に預けられている子は、保育園児に比べはるかに語彙力の発達が早く、その差は3歳までにはっきり表れるという。

祖父母の社会的地位を問わず、祖父母と過ごすことで子どもの語彙力は大きく伸びるという結果だが、特に高所得・高学歴の祖父母のもとでは、子どもの語彙力の向上はさらに顕著だった。

幼児期の言語能力、すなわち基礎学習能力の向上という観点から見ると、血縁者との密なコミュニケーションの方が、多数の相手とやり取りするよりも子どもを伸ばすことが証明されたことになる。また同研究チームは「愛情、注意を一身に浴びることは子どもの情緒の発達にも良い影響を与えやすい」とも述べている。

もちろん集団生活でのみ得られる経験など、保育施設にも利点は多くある。しかし子どもの預け先をどうしようか決めかねている、同居に踏み切るべきか悩んでいるという方には、この研究結果は「祖父母教育」を決心する後押しになるかも知れない。

参照元:DailyMail(英文)
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