正直、この動画はカッコイイ。何度見てもカッコイイ。特に電車内で見るとさらにカッコイイ! そんな動画がYouTubeに存在する。その動画とは、「Subway Super Mario Bros. by Gypsy Joe Trane in the NYC Subway (R Line)」である。

この動画は、スーパーマリオブラザーズのテーマ曲をギターとベースで演奏する、至って普通の動画なのだが、何が凄いってそれが演奏する場所なのだ。なんとその場所とは地下鉄の電車内(ニューヨーク)。通勤客がいるその電車内で2人組みの男があの爽快なテーマ曲を演奏する。日本であれば、絶対に見られない光景だし、非常に貴重な映像だろう。

が、しかし、米国の有名ブログ「Kotaku.com」も嘆いているように、全くといっていいほど通勤客の反応はなく、演奏が終わっても拍手ひとつない。この動画を投稿したユーザーは何ドルがチップを渡したようだが、多くの人は全くといっていいほど無関心だったようだ。

それでもこの動画に対して賞賛の声も多く、彼らを応援するコメントもかなりの数が書き込まれている。日本でこんなことをやったら、すぐに注意され警察に連行されそうだが、これほどまでに完成された演奏ならばちょっと日本でも見てみたい、そう思うのは記者(私)だけではないだろう…。

参照:YouTube(dantanguyen), Kotaku.com(英文)