日本ではソフトバンクが『新しいiPad』公式キャリアとなっているが、アメリカやカナダで売られているSIMフリーの『新しいiPad』を使えばドコモでも使用することができる。旅行ついでにアップルストアで買った人もいるのではないだろうか?

しかし残念ながら、当編集部の独自調査では「ドコモのXi(クロッシィ / LTE)対応SIMカードを『新しいiPad』に挿しても通常の3Gのスピードしか出ない」。少なくとも画面表示は「JP DOCOMO 3G」のままだ。

もう少し詳しく検証しないと断定的なことは言えないが、体感的にも「Xiのスピードが出ているとは思えない」というのが正直なところである。『新しいiPad』が対応している周波数とXiの周波数が違うといわれているので、やはり「3Gのまま」と考えるのが妥当だろう。

記者の個人的な感想としては「ドコモでやるためにわざわざSIMフリーの『新しいiPad』を手に入れる必要はない」というのが正直な気持ちである。では、ドコモで『新しいiPad』を使うメリットはあるのだろうか?

・ドコモで『新しいiPad』を使う際のメリット
1. 繋がりやすく切れにくい
2. 通信スピードが速い
3. テザリングを利用できる

「繋がりやすく切れにくい」と「通信スピードが速い」は、別に『新しいiPad』じゃなくてもいえることである。ドコモの電波の強さは他社の追随を許さないものがある。ちなみに「通信スピードが速い」は、繋がりやすいからそう感じるのかもしれない。

ドコモで『新しいiPad』を使う際の最大のメリットは、「テザリングを利用できる」という点だろう。『新しいiPad』をモバイルWi-Fiルーター代わりにできるので、他のパソコンやゲーム機をインターネットに繋げられるのは嬉しい。

つまり、ドコモで『新しいiPad』を使うと繋がりやすく切れにくいので通信スピードが速いように感じ、さらにテザリングにも対応しているので便利で経済的といえるだろう。『新しいiPad』の能力を最大限に引き出して使えるのは確かである。

しかし、重ねていうが「ドコモでやるためにわざわざSIMフリーの『新しいiPad』を手に入れる必要はない」というのも確かであり、そのあたりは皆さんの使用環境と好みに合わせて考えたいところである。
 
Photo: RocketNews24.