現在、離婚問題が泥沼化している俳優の高嶋政伸さん(45歳)。妻、美元(みをん) さん(32歳)との間で、2011年から離婚裁判が進行しているのだが、今年3月初旬にトンでもない事態が発生した。

それはかねてから報道されていた、高嶋さんの家庭内暴力の一部始終を収録されたとみられる音声だ。真偽は定かではないのだが、もしもこれが本物だったら……。

・音声から垣間見える壮絶な状況
流出したとされる音声は、3月8日に公開された。その内容は、男性と女性の激しいケンカの様子だった。どうも男性は泥酔しているようで、冒頭では「バカ女が、死んじまえ! てめえなんか!!」、「生きてる価値もねえ!」と女性を罵っている。

女性は当初、か細い声でこれに反論しているのだが、後に2人はヒートアップ。すると突然、「女に手をあげる男がいるかよッ!」と女性が叫び、もみ合いになったようだ。「おめえが最初に手をあげたんだろうがッ!」と男性も言い返しているのだが、どちらが先に手を出したのかは不明だ。

言葉のやり取りを聞いていると、たまたまケンカになったというよりも、長年お互いにわだかまりを持っていた2人が、「不満を爆発させて衝突した」という印象を受ける。

・一体誰がなんのために音声を流出させたのか?
約5分の音声の内容は、以前離婚訴訟で美元さん側から提出された証拠資料の内容と酷似している。いや、音声の文脈は報道された資料の内容と合致している。したがって、本物の音声の可能性も否定できない。

このことについて、報知新聞は双方の弁護士のコメントを掲載している。高嶋さんの弁護士は「音声を聞いていない」と答え、美元さんの弁護士は「お答えできない」として、真偽はおろか内容に触れることさえなかった。この一連の出来事にネットユーザーは次のように反応している。
 
「こんなプライベートな音声だれが流したんだ」
「結婚すること自体、間違いだった」
「高嶋のほうがイメージ悪いな」
「所詮夫婦喧嘩だろ、流出させたのは嫁」
「早く決着つかないかな。人の事なのにあきてきた、この話題」
「DVは駄目だよ」
 
……など。音声の内容から、もしも男性が暴力をふるっていたのなら、男性に非があると考える意見が多いようだ。しかしいずれにしても、これが高嶋さんと美元さんのものなのかがはっきりとしなければ、問題は先に進まないのではないだろうか。また裁判所に提出された資料であったのなら、また別の問題が発生することになりそうだ。