皆さんは外国人の異性と交際した経験をお持ちだろうか? もしかしたら、「今のパートナーは外国人」という人もいるかもしれない。そんな経験の持ち主に是非とも聞いてみたいことがある。どうやって交際にこぎ着けたのか? だ。

実は当サイトで記事を書いているライターにも、カナダ人の彼女と交際した経験を持っているという人物がいる。彼はお世辞にもイケメンとは言えない、いや自他共に認めるブサイク、ブサメンである。しかも、海外に行ったことがない。つまり、国内で外国人の彼女をゲットしたわけだ。

彼がいうには、「語学力は関係ない!」とのこと。付け加えるなら、顔も関係ないようなのだが、一体どうやって交際するに至ったのだろうか?

カナダ人女性と付き合っていた彼、Y氏は少々変わった職歴を持っている。20代前半の頃に外国人も出入りするバーに勤務していたそうだ。とはいえ、言葉も通じないはずの相手に、どうやってアプローチしたのか?
 
■日本語を勉強中の外国人であれば、自分の語学力は問われない
記者:どうやって口説いたんですか?
Y:具体的には口説いていないよ。
記者:え!? じゃあ相手からですか?
Y:まあ結果的にそういうことかな~。自分が英語をしゃべれないのと同じように、相手も日本語をしゃべれない訳よ。でも日本に勉強に来てるわけだから、相手はしゃべれるようになりたくて必死だった。
記者:なるほど。
Y:幸い自分は、英語の聞き取りはできたから、相手の言いたいこともはわかった。もちろん、つたない日本語も理解できたよ。
記者:ほう、相手の言いたいことがわかれば、自分から積極的に外国語(この場合は英語)をしゃべる必要ないということですね。
Y:そういうこと~ッ♪
 
■しゃべれなくても積極的に行動する
記者:言葉の壁はなんとかなったとして、その次はどうしたらいいですか?
Y:自分のシチュエーションは参考にならないかもしれないけど、向こうからアプローチしてきたわけよ、「今度一緒に食事に行きましょう」って。
記者:え~ッ!? ウソでしょ!?
Y:ウソじゃないって。お互いの携帯電話番号を交換していたわけじゃないのに、店に電話してきたのよ。
記者:ウソでしょッ! ブサイクのくせに。
Y:ブサイクは認めるけど、ウソじゃない。マジマジ、大マジッ! そんで断る理由がないから即OKした。
記者:それで会うことになったと。
Y:いや、こんなチャンス二度とないと思ったから、約束の日よりもずっと早いタイミングで突然会いにいった。
記者:おお、強引ですな。
Y:本当にこんなチャンスないと思ったから、相手の都合考えずに向かって行ったんだわ。結果的にそれがよかった。
記者:そんなことってあるんですね。
Y:外国の人って日本人のように「はっきりしない態度」とか嫌いでしょ。だから、英語しゃべれないからって遠慮しないで、積極的に行動するべきだよッ♪
 
Y氏の意見をまとめると、「日本語勉強中の相手(外国人異性)なら、自分はしゃべれなくてもOK」「積極的行動」の2つがポイントのようだ。

そのときの彼女とは一体どうなったのかと尋ねると、「すぐに別れた」とのこと。理由はというと「結局お互いの言いたいことを、うまく表現できず、語学力不足で別れた」そうだ。

語学力必要やないかッ!! とはいえ、きっかけ作りの参考にはなりそうだ。長らく交際を継続するためには、やっぱりお互い言葉の壁を越える努力が必要のようである。