iPhone4Sのカメラは性能が良くて大評判。「iPhone4Sさえ持っていればコンパクトデジカメなんて不要!」と言うユーザーも珍しくはない。そんなiPhoneカメラを、さらに楽しく活用できる簡単テクニックが海外サイトに紹介され大きな話題になっている。

そのテクニックとは、「一滴の水だけでiPhoneを顕微鏡なみの超接写カメラにする方法」である。ウソだと思って試してみたところ、ホントに顕微鏡レベルの超接写撮影ができたので、是非ともみなさんにもご紹介したいと思う。

やり方はいたって簡単。iPhoneのカメラレンズの上に、水を一滴垂らすだけである。一滴で大丈夫だ。レンズ以外の場所を濡らさないように注意しつつ、指に水をつけて「チョン……」と垂らすだけである。多すぎてもダメだが、少なすぎてもダメだ。何度も試してみると、丁度よい量が分かってくるだろう。もしも水濡れが怖いのであれば、ラップなどをビシッと貼ってから試してみるのもアリだろう。

そしてドキドキしながら千円札を取り出して、野口英世の右目に寄ってみると……うおおおおお! ハッキリクッキリ、肉眼では見えないレベルの線画が撮影できてしまうではないか! 自分の指の指紋も、指の毛穴もバッチリである。ふだん何気なく歩いている絨毯も、よーく目を凝らすとゴミだらけ! 抜け毛が気になる人は頭皮を撮影するのもアリのアリ。

ということで今回は、iPhone+水滴だけで撮影した超接写写真を15枚ほどアップしてみた。正真正銘、iPhone4Sと水滴だけで撮影されたものである。水濡れでiPhoneを壊すことのないように注意しつつ、試してみるとよいだろう。また、撮影が終わったらすぐに水滴を拭き取ることも忘れずに。

写真:ロケットニュース24
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▼ここまで近寄れる!

▼水滴をつけていないと、ピントが合うのはこの距離まで

▼この程度の水滴でよい

▼単なる水である

▼100円玉

▼500円玉

▼絨毯の中に青く光る美しきゴミカス

▼ボールペン

▼頭皮

▼葉っぱ

▼輪ゴム

▼指の毛穴

▼ティッシュ

▼ラーメン菓子

▼鉛筆書きのメモ

▼ダンボール

▼DVDドライブの読み取りレンズ

▼ノートPCのキーボード

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