冷たい雨が降る平日の夕方、喫茶店で早○田大学4年生男子・伊藤君(仮名 / 22歳)は記者にこう語る。「好きな女の子がいてデートを何度かしていたんですけど、最終的にフラれてしまいました。僕のデートコースがアリエナイらしいんですよ」。

詳しく話を聞いたところ、彼女は明○大学に通う2年生で、友だちが知り合いを誘って開いた合コンで知り合ったという。伊藤君は話をしているうちに怒りのボルテージがヒートアップ。「なんで待ち合わせがドトールじゃダメなんだよこの糞野郎って感じですよマジで! 昼飯が丸亀製麺じゃダメっておかしいだろ糞が! ウマイだろうが!」と、激怒していた。

彼女が伊藤君をフッた理由は、伊藤君が連れていく飲食店やお店が「彼女の方向性」とは逆だったためらしい。待ち合わせをドトールやマクドナルドでするのは完全にNGらしく、昼飯はちゃんとしたレストランじゃないとNGだったという。

彼女はかなりイメージを大切にするらしく、「昼飯」を「ランチ」「イタ飯」を「イタリアン」と言わないとムッとされたというから驚きだ。ディナーのレストランは、絶対にスイーツが美味しい「手作りのケーキ」があるところじゃないと不機嫌になるらしく、店選びが大変だったという。

ランチは安価なイタリアンはNGで、ディナーはコースメニューのあるフレンチ、もしくは回らない寿司屋に連れていくと喜んだという。さらにディナーは「二段重ね」じゃないとNGらしく、2軒はしごしないとダメなのだとか。うーむ……。

「最初は気に入られたいのもあってゴメンネ~とか言ってたんですけど、だんだん腹が立ってきてイライラしていたら最終的に “もう無理” って言われて終わり。丸亀製麺の何がダメなんだっつーの糞が! 立派なうどんレストランだっちゅーに!」(伊藤君 談)

焼肉は絶対にチェーン店はNGで、それでも大丈夫なのは『叙叙苑』だけだったという。焼肉屋のスイーツが既製品をアレンジしただけのものだとわかると、スイーツを食べるためだけに別の店に移動しなくてはならないという。ふたりが良いならいいんだけど、そんなデート、本当にオモシロイの?

「就職面接って、気に入られるために自分を良く見せるじゃないですか。立派なこと言おうとするじゃないですか。なんか彼女とデートしていても、就職面接しているみたいで楽しくないんですよ。自分の趣味趣向を徹底的にチェックされている気がして。しかも完全否定でしょう? 糞女って言いたくなりますわ! 糞が!」(伊藤君 談)

しかし、デートコースを非常に気にする女性は世の中に多いと思われる。そんな女性たちに対して伊藤君から一言「世の中のスイーツ女ども! てめーらの就職面接みてーなデートなんざ二度とコリゴリだ! 待ち合わせ場所なんてどこだって同じなんだよ! どうせなら次からパチンコ屋で待ち合わせしてやるわ!」

女性は夢を見たいと思っている。好きな人と一緒にいる時間は、最高のシチュエーションで過ごしたいもの。なので伊藤君のケースでも完全に彼女が悪いとは思わない。しかし、デートというものは「どこに行くか」というより「ふたりでいることが最高と思える状況」が大切なのではないだろうか? あなたの彼女(もしくは彼氏)は大丈夫?

Photo: RocketNews24.