人気ラーメン屋『天下一品』の定番料理といえば、こってりとしたラーメンを頭に思い浮かべる人が多いだろう。それが普通であり常識である。記者も『天下一品』からイメージする料理はこってりラーメンであり、それ以外に浮かばない。

だがしかしッ! 信じられないかもしれないが『天下一品』がハンバーガーを売っているのである!「そんなのありえない」と思って調べてみたところ、本当に『天下一品』がハンバーガーを販売していることが判明。これは食べてみなくては! ということで、実際に『天下一品』のハンバーガーを食べてみたぞ!

・日本でたったの一カ所
ハンバーガーを作っている『天下一品』は、日本でたったの一カ所だけしかない。大阪の喜連瓜破(きれうりわり)にあるお店だ。つまり、大阪に行かないと食べることができない。大阪の中心部から喜連瓜破まで電車で30~40分くらいかかる。うむむむ、かなりハードルが高いな。

・食券機にハンバーガーのボタンが
ようやく『天下一品』喜連瓜破店に到着した記者。店頭に食券を買う自動販売機があり、メニュー一覧を見てみると……、あった! ハッキリと『チキンタツタバーガー』や『ベーコンエッグバーガー』、『フィッシュバーガー』と書かれている! 本当に売ってたスゲーッ!

・見た目だけで美味しいのがわかる
店内に入ると、とても愛想の良いオバチャンとお姉さん、そしてイケメン店員がいた。チェーン店なのにとてもフレンドリーで愛想がいいとは、さすが大阪! 記者は買った食券を店員さんに渡す。そして待つこと約10~15分、ついに『天下一品』のハンバーガーがキターーー!

結論からいえば、激ウマである。今回は『チキンタツタバーガー』と『フィッシュバーガー』を食べたのだが、特に『フィッシュバーガー』は日本で売っているどのフィッシュバーガーよりも美味しいと感じた。以下は、B級グルメ評論家・空条海苔助氏のコメントである。

・B級グルメ評論家のコメント
「定番のマクドナルド、高級感のあるモスバーガー、どちらにも申し訳ないけれど、『天下一品』のハンバーガーはそれらのハンバーガーよりワンランクもツーランクも上ですよ。なかでも『フィッシュバーガー』は絶品です。バンズのフワフワ感、キャベツのシャキシャキ感、そしてフィッシュフライのウマミは強烈な美味しさを味覚神経に与えます」(空条海苔助氏 談)

・特に絶品なのはフィッシュバーガー
確かに『フィッシュバーガー』の美味しさには衝撃を受けた。その美味しさは、完璧なまでに考え抜かれたそれぞれの食材のバランスが生み出したものであり、特にフィッシュフライの「清涼感とウマミが融合した味」は、いろんな食材に油を使いまわしているハンバーガーショップでは決して出せない味だと感じた。

食感、新鮮さ、味、満足度、すべてにおいてパーフェクトといっても過言ではないだろう。『チキンタツタバーガー』のクオリティーと「徹底した味の追求」にも目を向けておきたい。

・『天下一品』店長のハンドメイドソース
『チキンタツタバーガー』に使用されているソースは『天下一品』の店長が考え出したオリジナルレシピによるものであり、すべて手作り。しかもそれが美味しいのだからビックリだ。非常にフルーティーで、市販されているソースにありがちな「味の濃さ」や「味のクドさ」がまったくないのである。

・ソースの材料は企業秘密
このフルーティーな味と香りは梅だろうか? それともあんず? かんきつ系? イケメン店員に聞いてみたが「レシピは秘密です♪」とのこと。ぐおおおおっ! ラーメン屋なのにこんなに美味しいハンバーガー作っちゃっていいの? 反則でしょコレ!

・たとえ遠方から行っても損しないレベル
記者は数時間かけて『天下一品』喜連瓜破店までやってきたきが、ここまでの苦労がすべて「幸せ」に変換され、ハッピーな気持ちで帰路についた。世の中にはすごい店があるもんだ。全国の人気ハンバーガーショップは、その人気に胡坐(あぐら)をかいてないで『天下一品』喜連瓜破店を見習ってほしいものである。

・『天下一品』喜連瓜破店に敬意を表する
ご存じのとおり、『天下一品』はラーメンが美味しいと評判のラーメン屋だ。ひっきりなしに客がやってくる店でもある。しかしその状況に安堵することなく、新たな味を追求するべくハンバーガーの領域に足を踏み入れ、究極ともいえる美味しいハンバーガーを作ってしまった『天下一品』喜連瓜破店に、心から敬意を表したい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 『天下一品』喜連瓜破店
住所 大阪府大阪市平野区喜連2丁目5-51
時間 11:00~24:00(ラストオーダー23:30)
休日 元旦のみ
交通 大阪市営地下鉄 谷町線 喜連瓜破駅

Photo: RocketNews24.
Correspondent: Kuzo